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【装備一覧】400㎞/1万mUPを走ってエベレスティングROAMを達成した機材やウェアなどまとめ

梅雨時の2021年7月、「距離400㎞、獲得標高1万m以上を36時間以内に走る」というチャレンジ『エベレスティング ROAM 10k』を、20時間30分で達成した。

その時のバイクや使用した装備、ウェア、補給などを、備忘録として残しておきたい。基本的に『速く遠くに』というファストロングライドを念頭に置いた装備と走りをしている。同じくエベレスティングに挑む方や、ブルべ、ロングライドを楽しむ方の参考にもなれば幸いだ。

<目次>
1.バイクと機材
2.バックと中身
2-1.トップチューブバック
2-2.フレームバック
2-3.サドルバック
2-4.ステムポーチ
3.ウェア
4.補給
4-1.持って行ったもの
4-2.購入したもの

1.バイクと機材

バイクは僕のメインロードであるSpecialized:Roubaix SL4 Disc(2016)

装備品を全て外した状態でも8.7㎏と決して軽くはない(というか重い)バイクだけど、とにかく乗り心地は良い。

ホイールは3Tの30㎜ハイト、前後で1,550gくらい。タイヤはコンチネンタルGP5000の25c、空気圧は前6.7、後ろ6.9bar。タイヤの乗り味の好みはコルサみたいなしなやか系なんだけど、重量・転がり・グリップ・価格と総合的に考えてGP5000に落ち着いている。荒れたルートではないので、幅は25cで十分だった。

ギア比は、フロント:52/34T、リア:11/34T(本当はフロントは歯数差的に52/36か50/34にするべきだけど、問題なく変速するのであえてこの仕様)

装備重量もそこそこ嵩むのと、やっぱり後半の疲労を考えて34-34Tを用意したかった。疲れているときの激坂も、ギア比1倍なら無理なく登っていける。今回のエベレスティングROAMでも、最後の蔵王エコーラインのヒルクライムで活躍してくれた。

雨の予報だったので、前後ともにフェンダーを装備どちらも軽量なもので、フロントはSKSのエスボード(92g)、リアはAss SaverのFendorBendor(50g)。

また、BB下のツール缶は完全防水を実現している、モンベルのクリアボトルを改造したものボトルは泥跳ねを防止するキャメルバックのマッドキャップ付き。

ツール缶の中身もいろいろ拘っているので、詳しくはこちらの記事へどうぞ

リアフェンダーは大型サドルバックがあれば無くても困らないけど、今回は比較的コンパクトにまとめているので取り付けたかった。これが軽量だし着脱も1分、見た目もガード性能も良くて気に入っている(画像はグラベル用の幅広モデル。レビューはこちら

こういう地味な工夫というか、細かい雨対策や積み重ねがライド中の快適性に大きく影響するものだ。帰宅までのラスト5時間ほどは結構な雨に打たれたけど、かなり快適な走りを楽しめた。次に紹介するバックやウェアも含め、雨用に準備したもの達が非常に役立ってくれた

フロントライトはOlightのRN1500。一灯だけど、予備でもう一本持参している。300lmで12.5時間照らし続けてくれる頼もしい相棒だ。今までキャットアイのVolt800がメインライトだったけど、今では完全にRN1500。詳細なレビューはこちら

リアライトはOlightのSEEMEE30を2つ。こちらは駆動時間が短いのがネックだけど、取り付け場所の都合でこちらを選択。ランタイムは2つ付けすることで補った。

サイコンはGarminのeTrex30x。乾電池駆動で27時間のランタイム。堅牢で安定した動作に安心感がある。

 

 

2.バックと中身

続いては、取り付けているバックとその中身について。

2-1.トップチューブバック

トップチューブバックはApiduraの『レーシング ロングトップチューブバック

その名の通り長いトップチューブバックで、大容量かつ使い勝手が良い。この位置は走りながら手が届きやすいので、補給食入れとして活躍した。

膝の当たりにくい45㎜という絶妙な幅と、前後で固定するズレにくい構造、前後からファスナーで開く使いやすさは唯一無二のバックだ。レビューはこちら

入れていた補給食は、最大で

・カロリーメイト6袋
・ハリボー1袋
・エナジージェル3
・電解質タブレット10個

という感じ。これだけで山岳150㎞は走れる。

 

2-2.フレームバック

フレームバックは、Apiduraの『レーシング フレームバック2.4L』。

こちらはライド中に必要になる小物入れとして使用。

高い防水性とちょうど良いサイズ感、過不足なく使いやすい機能性と、使い心地が凄く良かった。Apiduraからサポートを受けられるようになって頂いた製品だけど、そういう忖度なく滅茶苦茶良い。

中に入れていたものは

・Buff 薄手メリノネックウォーマー
・モバイルバッテリー+ケーブル一式
・予備電池
・プロテクトJ1
・ワイヤー錠
・財布、鍵

これで容量が85%くらい。

特筆すべきはプロテクトJ1、股ずれ防止用のクリームだ。湿気の気になる梅雨時期は特にお尻に負担がかかりやすく、股ずれしないように保護する必要がある。このプロテクトJ1は非常に優秀で、今回も僕のお尻をノーダメージに守ってくれた。8時間くらいおきに塗りなおすと最高。レビューはこちら

 

2-3.サドルバック

サドルバックはApiduraの『レーシング サドルバック 5L』。

レーシングシリーズには5Lと7Lの展開がされているけど、これは小さい方。

こちらも防水性が高く、また軽量で走りを阻害しない。容量の変化にも柔軟に対応できるうえ、空気抜き弁やライトマウント等細かなポイントも良い。5Lという容量もまた絶妙で非常に気に入った。

入れていたものは

・レインジャケット(7meshのRe:gen Jacket)
・レインパンツ(モンベルのサイクルレインパンツ)
・替えのインナー&ソックス
・軽量輪行袋(PEKOさんのやつ

これで75%くらいの容量なので、詰めればもっと入りそうな感じ。

基本的に雨用装備一式なので、雨の心配がなければサドルバック自体が必要なかっただろう。しかし、この時期のロングライドには欠かせないし、事実ガッツリ雨になってこれらが大活躍した。

 

2-4.ステムポーチ

ステムポーチはApiduraの『フードポーチプラス ラージ』。容量は1.2L。

通常こういったポーチはハンドルの手前側(ステムの横)に取り付けるものだけど、膝に当たるのでハンドルの前に取り付けている。

フードポーチプラスは、今までのフードポーチの側面にメッシュポケットを配置したタイプ。ここに補給食のごみなんかを突っ込める。

・ジレ(ノースウェーブのボルテックスジレ)
・フルフィンガーグローブ(BBBのレースシールド)
・その他いろいろ

入れていたものは、防寒着からペットボトル、補給食などいろいろ。空の状態で走っているときもあったけど、そういう風に臨機応変に活用できるスペースとして重宝する。

容量的に絶対必要というものではないけど、あるとサドルの上でのQOLが向上するのでおススメ。

 

 

3.ウェア

お次はウェアについて。使用するものは好みなど個人差もあるかなとは思うけど、一応簡単に書き記しておきたい。

条件

・気温:12℃~28℃

・天候:晴れのち雨

・その他:夜間走行、長時間ダウンヒルあり

 

僕はロングライドの服装は『寒い方に合わせる』を鉄則にしているので、今回も想定したのは「夜雨に打たれながら標高1,600mから300mまで一気にダウンヒルするとき」だ。

そのうえで、なるべく日中の暑い時間帯のヒルクライムや、微妙な暑さ・寒さに対応できるウェアを選択。

常に着ていたものをざっと挙げるとこんな感じ。

・Craft:Active Extream2.0(長袖冬用インナー)
・Craft:Essential Jersey(半袖ジャージ)
・おたふく手袋:パワテコ7分丈(夏用タイツ)
・パールイズミ:ツアーパンツ224-3DR(ポケット付きレーパン)
・Castelli:ロングソックス
・シマノ:Escapeグローブ
・シマノ:RX8シューズ
・OGK kabuto:121PH(調光サングラス)
・Craft:サイクルキャップ
・BBB:Hawk(ヘルメット)

その他に、先ほど書いたノースウェーブの薄手ジレを合わせたり、ネックウォーマーを使ったり、雨が降ればレインウェアを着込んだり……と対応した。

普段から走っている地元であるのもあり、ウェア選びは完璧だったと思うどれも期待通りの働きをしてくれたし、快適なライドを支えてくれた。

分かってはいたことだけど、日中の晴れ28℃はちょっと暑かった。それでもヒルクライムで標高を上げれば関係ないし、木陰の多いルートなのもあって熱中症になるほどではない。

半年ほど前から導入した薄手ジレとポケット付きレーパンは凄く良くて、ジレは微妙に寒いときの内臓の冷え防止に、ポケット付きレーパンは補給食のごみやスマホ入れに役立った。

雨の帰宅時は、レインウェアを上下着込んでいる。それなりに重ね着している状態だけど、夜の雨はこの位着ないと寒いくらいだ。特に体力が削られている後半には、寒さは非常に大きなダメージとなる。

 

 

4.補給

最後に補給について。

ほぼ丸一日の長丁場だけど、タイム優先で走りたかったのでコンビニと自販機のみで済ませた。コンビニ停車は100㎞おきに計3回、自販機はその間隔を補うように3~4回ほど。

 

4-1.持って行ったもの

最初の100㎞を走るための補給食と、コンビニで購入できないものは出発時に持っていく。

入れていたのは

・カロリーメイト5袋
・エナジージェル3袋
・電解質タブレット5個

カロリーメイトは最初の100㎞用に、エナジージェルは後半に固形物が辛くなった時用に、電解質タブレットは水を入れたボトルに溶かして水分補給をし易くするために。

 

僕は汗っかきで脚がつりやすいので、この時期は特に電解質の補給に気を遣う。今回は電解質入りのエナジージェルと、初投入のタブレットを試してみた。他に飲む飲料は自販機のスポーツドリンクを多用したものの、それが切れたときに使用したこのタブレットとエナジージェルも良かったと思う。

今後の僕の基本装備に加わりそうだ。

 

4-2.購入したもの

途中のコンビニと自販機で買ったものは正確には覚えていないけど、大まかなルーティンを書き記しておこうと思う。

自販機では基本スポーツドリンク一択。1本か2本買って、フードポーチやサイクルジャージのバックポケットに刺して運搬した。

ナイトライドで眠くなってきた最後の補給では、例外的にコカ・コーラも購入。やっぱりライド中のコーラは美味いと身に染みて感じた。(笑)

コンビ二で購入するものは、基本的には以下の通り。もちろんその時の気分次第で買うものを変えるので、あくまで一例だ。

・エナジーバー系orカロリーメイト800㎉(4本くらい)
・おにぎり3~4個(うち1~2個はすぐ食べる)
・フライドチキン系1つ
・水2L
・気分で適当なお菓子(ハリボーor柿の種率高め)

これで大体1,500~2,000㎉くらい。携帯する量は1,200㎉前後で、お腹が落ち着いてから300㎉/hを目安に食べるので1+4=5時間=100~125㎞に相当する。お腹が空いてからも無理すれば150㎞+αは持つかな?という感じ。

基本走りながら食べるスタイルで、コンビニ停車は最低限にとどめる。本来であれば僕はゆっくり食事したい派だけど、ファストロングライドなら真っ先に削るべきはやはりコンビニ等の停車時間だ。

トイレから買い物、食事、ごみ捨てまで含めて5分ないしは10分で完結させている。もっと早い人もいるだろうし、逆にゆっくり休むのもまたスタイルだろうから、あくまで参考までに。。

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以上、エベレスティングROAMで使用した機材とウェア、補給などをずらっとまとめてみた。

ダラダラと長い記事になってしまったけど、現状の僕なりの『ロングライドの最適解』に近いと思うので、ひとつ書き残しておきたかった。駄文ではあるけれど、ロングライドを楽しむ方の参考になれば幸いだ。

おわり

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