装備レビュー

【レビュー】軽量なオフセット・アルミシートポスト!『KCNC:セプロライト』

シートポストは、自転車の軽量化やポジション変更、快適性の向上において無視できないパーツだ。

僕の愛車HOOK EXTもポジションや重量の問題から、完成車付属のシートポストから変更した。今回は、それに使用したコスパの良い軽量なアルミシートポストをご紹介したい。

軽量パーツで有名なKCNCから発売されている「セプロライト(SEPRO LIGHT)」だ。

<目次>
0.はじめに
1.スペック
2.取り付け
3.使用感
3-1.期待通りの使用感
3-2.バイクパッキングでも安心
3-3.メンテナンスや調節も◎
4.まとめ

0.はじめに

本題に入る前に1つだけお断りを。それは、この製品はライトウェイさんよりご提供を受けているという点。

僕のブログは『いちユーザー目線で、良いこと悪いことを正直に書く』というのをモットーにしているので、この記事でも正直なレビューをしていく。ご提供を受けた品ではあるけど、記事を書くにあたってライトウェイさんにもその点を了承して頂いていることを、はじめにお断りしておきたい。

 

1.スペック

まずはスペックからご紹介。

スペック

・重量:211g(27.2㎜)、226g(31.8㎜)
*実測210g(27.2㎜)
・サイズ:27.2mm×350mm
・オフセット:25mm
・素材:7075アルミ合金
・価格:9,900円(税込み)
公式サイトはこちらAmazonはこちら

 

僕がシートポストを変更した目的は、

①軽量化
②オフセット追加

の2つ。純正のアルミシートポストは耐久性重視で重く、またオフセットの無いシートポストだったのでポジションが出せなかったのだ。

重量に関しては、実測で純正が246g、このKCNCセプロライトが201g不要な部分をカットしたら181gになったので、全体としては65gの軽量化をすることが出来た。

そしてオフセットの変更。ショートノーズサドルを使いたかったんだけど、サドルを限界まで後ろにしても前に出すぎてペダリングしにくかった。純正はオフセット0㎜だったので、セプロライトの25mmオフセットに変更し好みのサドル位置にすることが出来た。

 

2.各部詳細&取り付け

続いては、各部の詳細と取り付けの方法についてご紹介したい。

パッケージはこんな感じ。付属品は説明書とシートポストの収納袋。

製品の性能とは無関係だけど、カッコいい収納袋が付いてくるのが地味に嬉しかったり。(笑)

やぐら部分はこんな感じ。前後のボルトでサドルレールを上下方向に締め込み固定する。

サドルを取り付けるときは、前側(上の画像で左側)のボルトでサドルの角度を調節し、後ろ側(上の画像で右側)のボルトを締め込み固定する。

カーボンレールのサドルを使用する場合は、別売のカーボンレールサポートキット(税込み4,620円)」が必要になるらしい。

軽量化のためか肉抜きされた構造だけど、感触は結構ガッチリしている。

アルミ削り出しで作られ綺麗な仕上げ。精度の高さがうかがえる。

材質は、高剛性で軽量に仕上がる7075アルミ合金。超々ジュラルミンとか言われるやつで、アルミの自転車パーツで最高グレードのやつは大体この合金が使われている。

サイドには「KCNC-AL 7075」「SEPRO LITE Ⅱ-SETBACK」の刻印があり、目を引くデザインだ。前側にはKCNCのロゴが、後ろ側にはサドルの出しろを調整するメモリも付いている。(写真は数㎝カット済み)

精度もばっちりのようで、非常に滑らかに取り付けが出来た。

サドルを取り付ける際には、前後のボルトで締める順序と役割が異なるので注意。サドルを軽くセットしたら、まずは前のボルトに付いているダイヤルを手で回して角度を調節する。

そのあと、サドルの前後位置を確認し、後ろのボルトを4㎜レンチで絞めこんで固定。ちなみに、後ろのボルトを閉めこんで固定するとき少し後ろに傾くので、多少前のめりに調整しておくといい感じに仕上がる。

六角レンチでの締め付けトルクは5Nm。固定が甘いと異音発生の原因になるし、閉めすぎると破損させてしまうのでトルクレンチの使用をおススメする。

また、軽量化にこだわるなら、パイプカッターを使用して要らない部分をカットしておくと良い。カーボンシートポストはカットするのが少し大変だけど、アルミなので簡単に出来る。

僕が使っているパイプカッターとトルクレンチはこれ。安物ではあるけど、それなりにちゃんと使えると思う。

 

3.使用感

次に使用感をいろいろと。

3-1.期待通りの使用感

取り付けとポジション調整を終えたら、早速実走してみた。

実際に使ってみて、やはりシートポストを交換して良かったなと実感。お尻の辺りが軽くなったのでバイクの振りが気持ち良いし、ポジションも完璧だ

たかが65gとはいえ、高い位置にあるシートポストの重量差は分かりやすい。あんまり重量を気にしない僕でも、ダンシングで軽くなったなぁと思う。

シートポストで時折話題になる振動吸収性は、特に変化は感じず。もともと快適性を上げるために作られた製品ではないし、当然だろうか。

 

3-2.バイクパッキングでも安心

シートポストの交換というと、軽量性や振動吸収性を重視してカーボンシートポストを使用する例を多々見かける。確かに一般的にカーボンの方が振動吸収性に優れるし、SpecializedのCG-RやCanyonのS15 VCLSの様に特殊なギミックも魅力的だ。

しかしこれらは総じて高価(2万円~)だし、バイクパッキングでサドルバックやシートポスト固定のラックを取り付けようと思うと、色々と気を遣う場面も多い。

カーボンだとシートポストにクランプするギアは取り付けできないし、サドルバック等を使うほどに傷が入ってすぐにボロボロになってしまう。特に泥跳ねの多いグラベルバイクで使用するときなんかはそうだ。

アルミもカーボンもそれぞれに良し悪しがあるけれど、価格も比較的安価で、バイクパッキングの選択肢も広いアルミモデルも良いなと感じている。

 

3-3.メンテナンスや調節も◎

シートポストはメンテをしたり、サドルを交換したり、ポジションを微調整をしたり……と地味にいじることの多い部分だけど、精度が高く作業性が良いので毎回気持ちよく使うことが出来る。

というのも、完成車付属のシートポストは精度が出ていないのかスッと入っていかないものや途中で止まってしまうものがあったり、やたらとボルトが奥まっていて作業しにくかったりするのだ。

その点、KCNCのセプロライトはスムーズに作業が出来て気に入っている。

 

4.まとめ

以上、簡単ではあるけれど、KCNCの軽量アルミシートポスト「セプロライト」をレビューしてみた。

この価格帯ながらに軽量で、精度も良く気に入って使用している。バイクの軽量化やポジション出しを考えている方、バイクパッキングの為にアルミのシートポストを探している方には良い製品なのではないだろうか。

より軽量性を求めるなら、同価格帯でTi Pro Lite(400㎜未カットで169g!!)というものもある。僕はオフセットのあるシートポストが欲しかったのでこのセプロライト(350㎜で201g)にしたけど、こちらも15,180円と非常に魅力的な製品だと思う。

おわり

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About the author

S.K.

ロングライド&グラベル系自転車乗り。その他キャンプ、登山など。
・身長177㎝/体重68㎏
・北海道一周2,400㎞/8日2時間
・国道4号(536㎞)/21時間37分
・グラベルエベレスティング達成
・冬季北海道1,000㎞……...etc.

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