Twitterのフォロワーさんである「りっけいさん」と共に、真冬のグラベル&キャンプツーリングへ。
凍結したグラベルを堪能した後は、いよいよお楽しみの雪中キャンプ。適度に冷え込み気持ちの良い冬キャンを楽しむことが出来た。
<目次> 1.キャンプ開始! 2.ホットワインで乾杯 3.朝焼けコーヒ 4.寄り道しながら帰宅
1.キャンプ開始!
凍ったグラベルを堪能した後は、コンビニで買い出しをしたのちキャンプ地へと向かう。
食材やお酒が追加されて重たくなったバイクを、えっちらおっちらと走らせる。このワクワクともどかしさが入り混じった感覚が、僕は結構好きだったりする。
20%近い斜度の凍結&新雪路。一度タイヤをとられて脚をつくと、滑って再スタート出来ないので押すしかない。(登り切ってカメラ構えてたりっけいさん凄い)
日も傾き、だんだんと気温が下がってきた。真っ暗の設営も慣れてはいるけど、明るいうちにやってしまった方が楽なので手早く作業する。シェルターを立ててマットを膨らませて……と、いつものルーティンだ。
ちゃちゃっと完成。今夜は-5℃くらいとさして冷え込まないので、程よい雪キャンが出来そう。
さてさて、お次は夕食の準備へ!お腹はもうペコペコだ。
2.ホットワインで乾杯!
まずはJETBOILでお湯を沸かし、リゾッタを作るというスピードメニューを。
「キャンプ」と呼ぶには少しばかり味気ないごはんかも知れないけど、軽くて早くておいしい、バイクパッキング・ツーリングでは最強のごはんだと思う。それに何より、お腹が空きすぎて少しでも早く食べたかった。(笑)
味とカロリーを考えても、リゾッタはいい線いってる即席ご飯ではなかろうか?
リゾッタをかき込んでいる間に、もう一度お湯を沸かして本格カレースープを用意。これとパンを合わせて頂くと、また最高にうまいのだ。
ライド後の身体に、暖かいスープが染み渡る。香り立つスパイスもまた、贅沢に身体を温めてくれる。いやあ、良い夕飯だ。
空腹感も少し落ち着いたところで、いよいよワインへ。冬キャンでは、ストーブで温めてホットワインにして頂くのが至高。
チタンマグでじっくり温めて……
ふわっと湯気が立ち、暖まったら頃合い。二人で分けで乾杯!!
今日もお疲れ様でしたっ!
ここまでの道のりのこと、使っている機材のこと、過去のライドのこと、ブログ運営のこと……。語らう話題は事尽きない。寒空のもと、濃密な時間が流れていく。
おつまみの肉を焼き、スープを飲み、温めながらホットワインで流す。そんな繰り返しでいつしか、ボトルは空いてお開きに。
3.朝焼けコーヒー
翌朝。
今朝は天気がいいのを知っていたので、時間に合わせて目を覚ました。
うんうん。期待通り、綺麗な朝焼けだ。
早速コーヒーの準備に取り掛かる。やっぱり朝は1杯のコーヒーから始めなくちゃ。
さくっとお湯を沸かし、じわじわとドリップ。
日の出前のピリッとした空気に、ふんわりとしたコーヒーの香りが沸き立つ。思わず、2人ともため息をついた。
そして、日の出の一杯。
愛車と綺麗な景色を眺めながら飲むコーヒーも、これまた最高ですね。
4.寄り道しながら帰宅
朝食ののち、手早く撤収したら家路へと付く。
折角天気が良いので、適当なグラベルにも寄り道しつつまったりと。
体感ではさほど冷え込んでもいなかったけど、やはりそれなりに寒いらしい。川は凍結し、路面もいい具合に固まっている。
凍りついた林道に、ぶわーっと溢れる太陽の光……
思わず飛び出してしまう気持ちよさ。 pic.twitter.com/taqtyLJMLp
— S.K. (@r0adbike_sk) January 11, 2021
木々の間から太陽の光が差し込む瞬間。この気持ちよさをなんと表現しようか?
いやぁ、画になるな……。
一眼片手に奔走してくれるカメラマンりっけいさん。いい写真をありがとうございます……!
一通り走って撮って、市街地にて解散。
ソロライドでは味わえない、また冬のグラベル&キャンプならではの、楽しさが詰まった1泊2日だった。こうして世界を広げてくれるグラベルロードは面白い存在だし、きっともっと楽しいことも出来るんだろう。
りっけいさん、2日間ありがとうございましたー!
おわり