自転車にはいろいろな楽しみ方があるが、中でも僕が一番好きなのは「ロングライド」。
100㎞、200㎞、300㎞…はたまた1,000㎞、2,000㎞と、知らない土地へ、見たことがない景色へ、自分の力で走り続ける感覚がたまらない。ロードバイクを買い初めに好きになったのがロングライドだし、やはり今でも大好きだ。気が付けば数年でほぼ日本全国を走り、走れる距離もどんどん伸びていった。
ロングライドの面白いポイントの一つが、「体力だけではクリアできない『技術』の要素がある」ことだと思う。疲れない走り方から体調のマネジメント、装備の工夫等々…ロングライダー各々のノウハウやスタイルが確立されていて、自分なりにそれを探求するのも面白い。
僕も数年間にわたって様々なライドをしてきて、自分なりの形が見えてきた。そこで、僕流の『ロングライドのコツ』を、「How To ロングライド」というシリーズで記事にしていきたい。
『ロングライドのコツ』と一言でいっても、計画の仕方から装備、走行技術など内容は多岐にわたる。1つの記事にまとめるとごちゃごちゃしてしまうので、細かい内容はそれぞれ別の記事にまとめ、この記事は詳細記事をご紹介する目次の役割としたいと思う。
では早速、ロングライドに関する記事のご紹介を。
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「How To ロングライド」シリーズ、まず最初の話題は『計画・準備の仕方』。
記事はこちら⇒『ロングライドの計画&ルート作成の仕方ーHowToロングライド①』
ロングライドというとついつい走る部分に目がいってしまいがちだが、実際のところ家を出た時点で完走出来るかはほぼ決まっていると思う。それは、ロングライドでは計画の良し悪しが非常に重要だからだ。
この記事では、計画や準備の全体の流れから、走りやすいルート作成のコツ、僕なりの視点とルート例を盛り込んでいる。ロングライド初心者の方から、もっとロングライドを楽しみたいという方まで、覗いてみて頂けると幸いだ。
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続いては『ロングライドの装備』。
記事はこちら⇒「ロングライドの装備例と選び方【200/300/400㎞】」
ロングライドで基本的に必要になるものをはじめ、200㎞、300㎞、400㎞以上の装備例を挙げつつ僕なりの構成をご紹介している。なるべくポイントを絞って簡潔に書いているので、初めての距離に挑むという方や、装備の見直しをしている方はそうぞ。
補足として、ロングライド用のDHバーを選ぶなら…と言う話はこちら。
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装備の次は『ウエア構成について』。
記事はこちら⇒「ロングライド用ウェアの選び方と気温別の構成例」
僕はあまりサイクリング専用品を使っておらず、一般的なサイクリストの方々とは違うウエア構成かも知れない。そのため、どこまで参考になるか分からないけど、僕がいつも使っているウエア例を「15~25℃」「25℃以上」という様に、気温帯別にまとめてみた。
あまり気温ごとの具体的なウエア例の情報は見かけないので、一つの目安になればと思う。
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そしていよいよ『疲れない走り方のコツ』。
記事はこちら⇒『ロングライドで疲れない走り方のコツ【走行ペース・休憩など】』
走行ペースや細かいコツ、気持ちのコントロールなど、僕なりのロングライド・走行ノウハウを詰め込んでみた。基本的な部分からちょっとマニアック(?)な部分まで。少々長めの記事だが、参考になる部分があればと思う。
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小ネタとして『ロングライド中のストレッチ』も。
記事はこちら⇒「ロングライドやブルべ中に効くストレッチ【疲労軽減・痛み対策】」
記事中にも書いているけど、僕はライド中は意識的にストレッチをしている。ストレッチは手軽にライド中とりいれることが出来るうえ、疲労軽減だけでなく痛み防止にも効果が高いと思う。写真多めですぐ読める内容なので、サラッと目を通していただければ。
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忘れてはならないのが『補給の取り方』について。
記事はこちら⇒「ロングライドの補給のコツを僕なりにまとめてみた」
補給に関しては個人の好みやスタイルが色濃く出る部分なので、僕のノウハウがどこまで役立つかはちょっと分からないが、一つの参考になればとまとめてみた。「カロリーの目安」や「補給のタイミング」などもなるべく具体的に掲載しているので、役立てて頂ければ幸いだ。
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もっと装備面で工夫をしたい…という方向けに『お金をかけないロングライド・カスタム』も。
記事はこちら⇒(近日公開予定)
実のところ僕はバイクそのものには殆どお金をかけていなくて、純正パーツばかりを使っている。それでもロングライドを快適にすることは可能なので、出費を抑えて手軽にできるカスタム例をご紹介してみた。どれも地味なので華はないが、細かいところで効いてくるものたちだ。
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もし単日ではなく、1,000㎞や2,000㎞など複数実に及ぶロングライドを走りたい方がいらっしゃれば、この辺りの記事もどうぞ。
包括的な内容として『連日ロングライドのコツ』
記事はこちら⇒『毎日テント泊で300㎞走るために意識したこと』
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超ロングライドなら、『ネットカフェを利用する』こともあるだろう。その際にバイクを持ち込むかや、あると便利なグッズについてもご紹介。
記事はこちら⇒『ネットカフェへのバイク持ち込みと利用ノウハウ』
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ちょっと小ネタとして、超ロングライドでは『チェーンの管理』も大切になる。
記事はこちら⇒『超ロングライドでのチェーン管理について』
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以上が僕が書き溜めた『ロングライドコツ』に関する記事だ。最終的にロングライドは自分なりのスタイルになっていくものだと思うので、僕のノウハウがまるっきり上手くいくとは限らないけど、不安や悩みが少しでもなくなって、ロングライドを楽しむ助けになればと思う。
また内容に追加・変更があれば、またこの記事にリンクを更新していく予定だ。
そして最後に、一つ付け足しを。
僕はロングライドの能力は「グロスペース(休憩や信号待ちも含めた全体のペース)」だと思っている。ファストライドに限らず、観光やキャンプといったロングライド+αの遊びをするにしても、グロスペースが速いほどロングライドの楽しみの幅が広がるはずだ。
で、そのグロスペースを作るのが
『 体力 × 技術 』
だと思う。脚力や代謝能力といった現状のフィジカルの限界値がまずあって、その何パーセントを発揮できるかが技術という考え。だから、どんなに体力があっても技術がなくそれを発揮できなければ勿体ないし、逆にいくら技術があってもベースの体力以上の結果は出せない。
僕がブログにまとめているのはもちろん「技術」の部分なので、ご紹介してきた記事が、皆様が本来の力を発揮できる助けになればと思う。と同時に、単純に「もっと楽に速く遠くへ行きたい」と思うなら、フィジカル強化も併用すると更に良いはずだ。
そのフィジカル強化も技術力アップも、初めのうちは特に『とにかくロングライドを走る』と自然と上がる。
あれこれ悩むよりサドルの上にいる時間を長くするのが一番の近道だと最近よく思うので、存分にライドを楽しみながら、少しずつステップアップしていくのが最終的な「コツ」となるはずだ。
おわり