装備レビュー

【レビュー】『HIPLOK:Z LOK』超軽量なワイヤーロック

ロードバイクに乗るとき、鍵は必須装備の1つだろう。なるべく小型で軽量なものが、荷物にならずサイクリスト的には嬉しい。

今回は、自転車用鍵で最軽量級である『HIPLOK:Z LOK(ヒップロック:Z ロック)』をご紹介したい。停車の予定がないライドのお守り用や、ヘルメット等の装備用にピッタリなワイヤーロックである。

<目次>
1.スペック
2.各部詳細
3.使用感
3-1.ジャージのポケットにピッタリ
3-2.バイクや装備の簡易固定に良い
3-3.使い勝手はまあまあ
3-4.もっと小さくなると嬉しい
3-5.安全性は期待薄
4.まとめ

1.スペック

ロードバイクに乗るなら、鍵の重量も気になるものだ。

せっかくバイクや装備を軽くして爽快に走りたいのに、重たい鍵を持ち歩くのはナンセンスに思える。(もちろん、長時間駐輪をする場合など、安全面を重視するなら重く頑丈な鍵も必要だが。)

そこで『軽量な鍵』が欲しくなる訳だが、その1つの答えが、この『HIPLOK:Z LOK』だろう。では、さっそくスペックからご紹介。

 

スペック

・サイズ:長さ約42cm、幅7.7mm、厚さ3.3mm
・実測重量:本体19.5g、鍵5.7g(公称20g)
・価格:2,618円(税込み)
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タイトルに「ワイヤーロック」と書いてしまったが、この形状の鍵をなんと呼ぶのが正しいのかよくわからない。「大型のジップタイ」と言えば、その凡その特徴は伝わるだろうか。

公式サイトを見ると「Security Ties」というカテゴリーになっていて、まさにそんな感じだ。

HIPLOKのZ LOKは、カラーバリエーションが豊富。バイクの色や好みに合わせて選べる。僕はバイクパッキングで無くさないように、目立つ黄色を購入した。

 

ちなみに、同じHIPLOKのZ LOKシリーズには、3桁ダイヤル式の『Z LOK Combo』という製品もある

こちらは1本で3,058円(税込み)。

レビューを見ていると、ダイヤル部分にやや使い辛そうな印象を受けたけど、鍵をなくす心配がないのは嬉しいところ。重量はちょっと重くなり、公称68g。

 

2.各部詳細

続いて、各部を詳しく見ていこう。

パッケージはこんな感じ。

ワイヤーロック2本と、鍵1つが付属する。

薄いステンレスプレートを、ナイロンでコーティングしているらしい。差込口付近には、そのプレートと思われるものがチラリと見える。

プレートが入っている都合上、本体にはそれなりにコシがある。曲げるのに特別力を要するほどではないが、ある程度の硬さがある感じ。

構造は単純で、いわゆるジップタイ(インシュロック、結束バンドとも言うあれ)と同じ。本体に返しの付いた凹凸が刻まれていて、これが引っかかって固定される。

締め込む方向には動いても、鍵で解除しないと緩ませることは出来ない。

この簡素な構造が、軽量性の秘密でもあるだろう。

使い方も至って単純なので、直感的な操作が可能だ。

鍵穴はこんな感じ。

四角い窓の中に見える、金属の薄いプレートを左右に押し広げる形で開錠する。

鍵自体も単純な2本の棒が付いているだけなので、付属のものでなくとも2本の硬くて細い棒があればロック解除可能だろう。

「鍵を拡大して撮影・公開するのは良くないかな…」とも思うけど、これはそんな気を回すほどのものではないはず。。(問題があればご連絡ください)

サイズ感は、タイヤレバーと比べてこのくらい。

ステンレスプレートが入っている都合上、このくらいの輪にはできても、折りたたんだり極端に小さくしたりは出来ない。自然な収納形態は、右の様に輪にした状態だろう。

それでも、ちょっと力を加えれば2重の輪にするくらいはできるので、小型のサドルバッグにも収納可能だろう。

長さは約42cm。実際に鍵をかける際、輪として使用できる部分の長さは最大40cmほどだ。

幅は約7.7mm、厚さは約3.3mmだった。

重量は、実測で19.5g。鍵が5.7gだったので、合計では25.2gだ。

 

3.使用感

では、実際に使用しての感想をいろいろと。

 

3-1.ジャージのポケットに丁度入る

最初手に取った時は、大きすぎるのでは?と思ってしまったこの製品だが、実際にはライドで携帯するのに丁度良いサイズ感だった。

タイトルの通り、サイクルジャージバックポケットにピッタリフィットするのである。

軽量性にこだわって、簡易的な鍵のみ携帯して走るときは、サドルバッグやフレームバッグの類を使用しないことが多い。「そもそも普段からバッグは全く使わない」というロード乗りの方も、きっと多いはずだ。

そんなライドでも、出かける前にさっとポケットに忍ばせればOKなのが嬉しい。しかも、よくあるワイヤー錠と違って、本体が大きな輪状に保持されるので、背中で重みを感じにくく、ジャージのポケットがたれさがって気持ち悪くならない。

サイズ的な話だけでなく、形状的にもバックポケットに入れて使いやすい鍵だった。

 

3-2.バイクや装備の簡易固定に良い

ロックが締め込むだけと単純だし、サイズ的にもバイクや装備を簡易的に固定するのにもってこい。

ロック位置として定番の「リアホイール+フレーム」でこんな感じ。40cの太めのタイヤでもこれなので、エアロフレームやMTBでも大丈夫だろう。

また、細く薄い形状のおかげで、バッグやヘルメットといった装備を固定するのにも使いやすい

バイクパッキングではしばしば高級なバッグを用いるので、バイクだけでなくこれら小物の安全管理も欠かせないのである。

キャンプライドの就寝中や、自転車+登山など、他の遊びと組み合わせてバイクから長時間離れるときは、こういうちょっとしたロックが重宝するのだ(実際に僕は装備を失ったことがある)。

 

3-3.使い勝手はまあまあ

簡素な構造なので、使用自体は至ってシンプルだ。固定したい場所を巻いて、占められるだけ締めればOK。

ただし、普通のワイヤーロックとは異なり、自由自在にワイヤー部分を動かせるわけではない。込み入った部分をロックしたい時には、ちょっと苦労するかも知れない。

 

3-4.安全性は期待薄

「HIPLOK:Z LOK」最大の弱点は、恐らく安全性だろう。

もちろん素手では破壊できそうもないし、普通のはさみでも難しいはず。しかし、ニッパーやワイヤーカッターの類を持ち出せば、簡単に切断できると思う。

検証をしている他サイトさんを拝見しても、あっけなく破壊されている様が公開されていた。付属の鍵だって、他のもので代用可能である。

はっきり言って「鍵をかけないよりはマシ」という位のもので、狙われたら歯が立たないだろう

 

3-5.お守り用として携帯するのに◎

「HIPLOK:Z LOK」は、長時間駐輪や通勤通学などには向いていないと思う。素人でもその気になれば破壊可能だし、毎日同じ場所に駐輪する際に使用するのも危険だからだ。

この製品が活躍するのは、「別に駐輪する予定はないけど、コンビニに寄るかも知れないし、トラブルがあるかも知れない」とか、「ヘルメットや装備を守っておきたい」という場合だろう。

本格的な鍵を持っていくほどのライドじゃないけど、鍵を一切持たないのは怖い……。そんなとき、荷物にならないこの製品が活きるはずだ。

 

4.まとめ

以上、「HIPLOK:Z LOK」をレビューしてみた。軽量で持ち運びやすい反面、安全性は低いワイヤーロックと言える。

短時間の駐輪であっても、鍵なしはあまりに不用心だ。公園のトイレに寄るだけでも、何かしらのロックは必要だろう。たったの20gなので、いつものライドの『お守り用』や、荷物が多いライドでの『予備用』として、バッグやジャージに忍ばせておいてはいかがだろうか。

おわり

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