キャンプで焼き料理をすると、フライパンに焦げ付く問題が起こりやすい。味は落ちるし片付けは面倒だし…といいことがない。
僕もそんな悩みを抱えていたけれど、それがなんと100均のアイテム『くっつかないアルミホイル』で解決したのだ。使い勝手が非常に良いので、今回はそんなキャンプ料理のテクをご紹介したい。
<目次> 1.キャプの焼き料理で焦げつく 2.100均に素晴らしいアイテムが! 3.使用感 3-1.荷物にならない 3-2.焦げ付かない 3-3.フライパンが汚れない 3-4.捨てやすい 4.最高すぎて手放せない
1.キャプの焼き料理で焦げつく
キャンプ料理では、使用する道具が家庭用とはことなるため、地味に使い勝手が悪いことがある。
フライパンやガスバーナーもその1つで、特に「軽く・小さく」をモットーに道具を選んでいる僕はその傾向が顕著だ。
僕は軽量性を優先させてチタンのフライパンを使用していて(チタンは焦げ付きやすいことで有名)、正直そのまま使うのだと料理にならないレベル。
それでも、軽量性を損なうことなく、夜おつまみを焼きたい…。僕はそんな思いを募らせていた。
2.100均に素晴らしいアイテムが!
そこで見つけたのが、100均(ダイソー)の『くっつきにくいホイル』。
アルミホイルにシリコン加工がしてあって、油を使用しなくても肉が焦げ付かないホイルだ。
加工がしてあるのは白っぽくなっている面で、こちらに食材が来るようにして使用する。
もちろんダイソー以外からも発売されていて、同等の性能の物はたくさんあると思う。
ダイソーは6mで110円、ネットでも12mで250円くらいで売られているから、特別100均が安いというわけでも無さそうだ。
3.使用感
では、実際に使用してみての使い勝手をいろいろと。
僕の用途は限定的で、お酒のおつまみを焼く程度の使用だ。本格的に長時間使用するものではなく、塩コショウを振って肉を焼ければそれで良しと考えている。料理本格派の方からするとズボラの極みかも知れないけど、そのくらいが僕のスタイル。
3-1.荷物にならない
まずは何といっても、荷物にならないこと。
自転車キャンプがメインの僕は、1gでも、1mmでも荷物を軽く小さくしたい。
そんな僕にとって、この軽量コンパクト性は最高だった。アルミホイルなら数回分を持っていっても数gだし、折りたためば容積も取らない。
サイクリストに限らず、登山者やU.L.系のハイカーにも共感していただけるメリットだろう。
3-2.焦げ付きにくい
「くっつきにくいホイル」で肉を焼いてみたところ、確かに商品名の通り「くっつきにくい」。
「全くくっつかない」とは言えないけど、それでも油なしで生肉を投下しても「くっつきにくい」。
少なくとも、一口サイズの肉を焼くくらいなら持ちこたえるので、僕の用途だと必要十分な性能だった。転がしやすいソーセージ等であれば、フライパンを適当に振っているだけでOKなので凄く楽だ。
チタンフライパンの熱伝導率の悪さも相まって、生肉を放置すると流石に少しくっつく。
とはいえフライパン自体は無事だし、アルミホイルと肉が癒着して食べられなくなる…なんてこともなく、普通に焼けるから気にはなっていない。
3-3.フライパンが汚れない
肉が焦げ付かないのに加え、片付けがもの凄く楽になるのも、大きなメリットだ。
フライパン自体には肉は触れないから、当然全く汚れない。油も不要なので、飛び跳ねた油でギトギトにもならない。
使用した食器をロクに洗うことも出来ないまま、再パッキングする僕らにとって、これは本当にありがたい。たとえ焦げ付こうとも、このメリットのために使用してもいいと思えるくらいだ。
3-4.稀に破れる
唯一の欠点を挙げるなら、肉が焦げ付いたり繰り返し使用したりすると、たまにホイルが破れることがある点だろうか。
強度は普通のアルミホイルだから当然だけど、一度破れると肉がフライパンに付いてしまうので面倒くさくなる。何枚か予備を用意しておいて、適宜交換して使用するのが良いと思う。
4.最高すぎて手放せない
以上、簡単ではあるけれど、僕のキャンプ料理での焦げ付き防止テクをご紹介してみた。
調理能力の劣るU.L.系のフライパンでも、油を使わずに肉を焼けるのは革命的に便利なことだった。しかも超小型軽量で、捨てるのも簡単。もう使わない理由はない。
100円でも十分に使えるし、すぐには無くならないのでコスパも十分いいだろう。
この記事が、荷物を減らしたいキャンパーさんの参考になれば幸いだ。
おわり