装備レビュー

【レビュー】便利でおススメなステムポーチ!『アピデュラ(Apidura):フードポーチ プラス ラージ』

ロードバイクやMTBの便利アイテム「ステムポーチ」。ちょっとした小物を収納できるポーチで、ハンドル周りのデッドスペースの活用が出来る。

今回は、アピデュラ(Apidura)から発売されている「フードポーチ プラス」をご紹介。これがまた機能的で、他のポーチにはない良さもいろいろ発見できた。実際に使ってみた感想や他社品との比較を踏まえて、あれこれとレビューしていきたい。

<目次>
1.スペック
2.各部詳細
3.使用感
3-1.ステムポーチって便利
3-2.実は大容量
3-3.大きめの口と斜め底が使いやすい
3-4.サイドポケットと水抜き穴
3-5.取り付け場所いろいろ
4.まとめ

1.スペック

Apiduraは言わずと知れたバイクパッキング用品のブランドで、高品質かつ軽量なバッグを多数ラインナップしている。

想定されるライドシーンごとに、エクスペディションやレーシング、バックカントリーといったシリーズ展開がされていて、自分にピッタリのバッグを見つけらえれるだろう。

Apiduraのバッグについて詳しくは、こちらの記事にまとめているのでご覧頂きたい。

スペック

・サイズ:レギュラー0.8L、ラージ1.2L
・重量:81g(ラージ実測)
・価格:レギュラー6,220円、ラージ6,470円
公式サイトはこちら

 

アピデュラは現在(2021年夏)、2種類のステムポーチを発売している。サイドにメッシュポケットが付いていないフードポーチと、ポケット付きのフードポーチ プラスだ。どちらも0.8Lのレギュラーと1.2Lのラージの2サイズ展開がされていて、本体部分のサイズや寸法はメッシュポケットの有無にかかわらず同じ。

(↑)レギュラーと(↓)ラージ。Altanative Bicyclesさんのサイトより引用。

僕が使っているのは、ポケット付きの「フードポーチ プラス」で、サイズは大きい方の「ラージ」。

メッシュポケットの有無で価格が500円前後変わるけど、僕がおススメしたいのはポケット付きの方。その理由もこの先使用感の部分で書いていきたい。

 

2.各部詳細

続いてはフードポーチプラスの各部を詳しく。

本体はブラックとグレーの切り替えしがあるデザインで、黄色いゴム紐がアクセント

軽量かつ防水性のある生地で作られている。(構造上、雨など上からの浸水にはとても弱いけど、泥跳ね等にはそれなりに強い)

反対側。ステムやハンドルバーに取り付けるためのベルクロと、フォークやヘッドに巻いて固定するナイロンテープが底部に付いている。ベルクロは位置を変更できるようになっていて、約180°にわたって調整可能。

完全な円筒形ではなく、こんな風に口に比べて底部がすぼまっている形状をしている。上から見ると円形だけど、下からみると台形っぽいシルエット。

メッシュポケットが側面にぐるりと配置されている。

ポケットは3つに分かれていて、だいたい幅8㎝×深さ11㎝の大きい部屋が2つ、5㎝×10㎝の小さい部屋が1つだ。

口の部分を伸ばすとこんな感じ。

伸ばさない状態だと長さが19㎝(公称通り)だけど、伸ばした状態だと約28㎝にもなる。本体部分に比べて側面が柔らかいため荷物の保持力は落ちるけど、嵩張る荷物を入れたいときは重宝する機能。

内部は視認性が高い黄色の布地を採用していて、底面には水抜き穴がある。

底から見るとこんな感じ。

底部のナイロンテープはかなり調節幅が広いので、様々なバイクや取り付け方に対応できるだろう。長さ調節をした際に余った末端をまとめるゴムバンドも、あらかじめ付属しているのが嬉しい。

口を縛れるゴムひもは、サイドから飛び出してフックに引っ掛け固定。

上の画像に映っているゴムを止めているもの(コードロック)は僕が後付けしたもので、モンベルの「コードロックS」というやつ。口をしっかり止めたいときに使っている。

こういうコードロックとゴム紐は、持っておくと何かと便利なのでおススメ。

 

3.使用感

では、実際に使ってみた感想をいろいろと。主な利用シーンはロードバイクでのロングライドや、グラベルロードでのバイクパッキング旅。

3-1.ステムポーチって便利

これはアピデュラのフードポーチに限らず……ではあるんだけど、そもそもステムポーチは凄く便利だ。ハンドル周りに荷物を入れられるスペースがあることで、サドルの上でのQOLがかなり上がる。

暑い昼間にペットボトルや水筒を入れても良いし、補給食からウェア、財布、カメラといった小物まで何でもOK。もちろんごみ入れに使っても良いだろう。

バイクに跨ったまま気軽に何でも突っ込み・取り出せる快適さが、ステムポーチの一番の売りだ。

「上が空いていると中身が落ちないの?」と疑問に思う方もいらっしゃるだろうけど、見た目以上に保持力が高いのでオンロードならまず大丈夫。グラベル走行でも口のゴムをちょっと締めておけば、僕の経験上落ちることはまずない。

 

3-2.実は大容量

パッと見だと容量は小さそうだけど、実はこのフードポーチ、結構入る。

例えば900mlのペットボトルや一般的なサイクルボトル、500mlくらいの水筒もすっぽり入る。拡張する部分を使って固定すれば、意外と長いものでもOKだ。

小物を入れるなら、(↓)の荷物は拡張せずに入る。

拡張なしで、ジレ、薄手グローブ、財布、カロリーメイト2つにジェル3つ。上部を拡張しておにぎりを2~3個追加しても良いし、サイドのメッシュポケットにジェルをあと5本くらいは詰められる。

僕は大抵このポーチが空の状態で出発して、暑くなって脱いだウィンドブレーカーやネックゲイター、途中買い足した補給食なんかを突っ込むことが多い。別に空にしておいても困らないし、逆に入れようと思えば沢山入る。このフレキシブルさと積載量はロングライドやツーリングの強い味方だ。

 

3-3.大きめの口と斜め底が使いやすい

フードポーチのラージは口の直径が10㎝と大きめだ。もちろんここは必要なサイズに応じて選択すればよいのだけど、僕個人的にはこの10㎝の直径がとても良かった

というのも、荷物を取り出すときに手がすっぽりと入るサイズだから。以前使っていたR250の「ステムポーチ レギュラー」はもう一回り小さく、手が中に入らなかったので奥の物を取り出すのが大変だった。

更に、アピデュラのフードポーチは底部がすぼまった独特な形状をしている。これのお陰で底部の片側に小物が集まるので、手を入れてすぐに目的のものを探し当てることが出来るのだ。例えば鍵や電池、落してしまったタブレット系の補給食など、意外と「あれ?あれ?」となるシーンもあったので個人的には嬉しい工夫。

 

 

3-4.サイドポケットと水抜き穴

サイドのメッシュポケットは補給食のごみを突っ込んでおくのに便利で、バー系の食べかすやジェル系の飲み残しによる汚れを回避できる。ジャージのポケットやバッグの中に入れるとこの汚れが深刻で面倒なんだけど、その悩みから解放されるという訳だ。

このポケットも詰め込むと結構沢山入るし、洗うのも簡単なので非常に良い。

また、底部の水抜き穴も良かった。先ほども紹介したR250のステムポーチは、どうしても雨のあと中に水が溜まってしまいがちだったのだ。構造的に上から降ってくる水を防ぐことが出来ず、また内部を乾かすのも難しいので苦労していたところ、この工夫はなるほどと思った。

細かいポイントだけど、ロングライドやツーリングをするうえで押さえておきたい部分が網羅されているのが素晴らしい。

 

3-5.つける場所いろいろ

ここまで一貫して「ステムポーチ」という呼び名を使って来たけれど、別にステム以外のどこに付けてもOK。

寧ろ僕の場合、ステム横はダンシングで膝が当たることがあるのでハンドルの前側に取り付けることの方が多い。

ベルクロ2本を隣り合うようにループに通せば、こんな風にハンドルバーに固定可能。これでも全然ズレないし、ヘッド部分で固定もできているので何ら問題ない。

また、DHバーを使用するときにはエクステンションバーの間に取り付けることも。

これは左右対称の位置にベルクロを通し、両方ともバーに固定している。前方投影面積が小さくなるのでよりエアロだし、目が届きやすいので使用感も◎。

その他、自転車に限らずループのついたバッグやベルトなんかにも付けられるので、実はその活躍シーンは幅広い。

 

4.まとめ

以上、アピデュラのフードポーチプラスをご紹介してみた。

同様のステムポーチは各社から発売されているけど、アピデュラは流石の完成度と使いやすさだと感じた。また、蛇足的だけど他のバッグもアピデュラならブランドを合わせると見た目が決まる。(笑)

個人的にもう少し価格が安ければ……と思うのだけど、逆に安価なものは細かい部分で「もうちょっと○○したい」という点が多いので、アピデュラを選ぶ価値は十分あるだろう。

そのうえで、他のブランドでバッグを統一するのもいいと思うし、ステムポーチというもののお試しとして何か使ってみるのも良いんじゃないかと思う。きっと僕がここで書いているあれこれをわかって頂けるはずだ。(笑)

おわり

アピデュラ フードポーチプラスの商品ページはこちら

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About the author

S.K.

ロングライド&グラベル系自転車乗り。その他キャンプ、登山など。
・身長177㎝/体重68㎏
・北海道一周2,400㎞/8日2時間
・国道4号(536㎞)/21時間37分
・グラベルエベレスティング達成
・冬季北海道1,000㎞……...etc.

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