ツーリング記

【三陸×サイクリング】一眼レフ片手に1泊2日のゆるポタをしてきた。牡鹿半島~女川~気仙沼

梅雨を控えた6月某日、僕らは三陸海岸へ1泊2日のサイクリングをしてきた。

一眼レフ片手に、宮城の海岸をのんびりと男2人の自転車旅。写真を撮ってわちゃわちゃしつつ、おいしいご飯を食べて楽しさ満点だった2日間を、写真多めでお届けしたい。

*画像は僕撮影とりっけいさん撮影

<目次>
1.石巻で合流!
2.牡鹿半島が楽しすぎる件
3.追い風にのって気仙沼のフカヒレへ
4.気仙沼の大島で遊ぶ
5.トラブルも楽しくエスケープ

1.石巻で合流!

今回ご一緒するのは、同じく自転車ブロガーのりっけいさんりっけいのゆる旅Twitter)。

僕に一眼レフをいろいろ教えてくれた方でもあり、ここ一年でロングライドしたり、雪中キャンプツーリングをしたり、グラベルライドをしたり……と沢山走ってきた。

このライドは「のんびり走りましょ!」ということで、1泊2日で石巻⇔気仙沼を往復するざっくりした予定を立てつつ、ルートも適当に決める戦法だ。

山形から輪行で来るりっけいさんを迎撃する僕は、仙台から自走で石巻へ。

ちょっと交通量が多いのが残念だけど、平坦だしいいウォーミングアップになる……はずが、いろいろあって遅刻しそうになり本気で60㎞ぶっ飛ばす展開に。実はこの2日間で一番疲れたのは秘密だ。(笑)

りっけいさん、おはようございますー!始まる前からヒヤヒヤだったけど、無事合流しライドスタート!

 

 

2.牡鹿半島が楽しすぎる件

「折角だから牡鹿半島も適当に走ろうか」なんて話から、まずは石巻から牡鹿半島を目指す。

本当なら牡鹿半島を一周したいところだけど、それでは距離と獲得標高が伸びすぎてしまうので半島の半分くらいでショートカット。

心配てしていた天気も最高で、青空が映える。

初っ端から牡鹿半島特有の細かいアップダウン。ここは慣性を活かして、幾重ものアップダウンとコーナーを流れる様にいなす。

その合間にチラ見えする海が、遠く水平線まで広がり大小の島々を浮かべている。森に居るのか海に居るのか……実はその両方なのだが、こうも互いの良さを邪魔せず融合しているのが面白い。

漁港を見下ろす小高い丘に登り……

……また海辺へと出る。

どこを切り取ってもいい絵になるから、撮っている方も撮られる方も楽しい。そしてもちろん、走っていて面白い。

気が付けばりっけいさんもにっこにこ。

青い海をバックに登りつめる、この心地よさよ。

そんなこんなで、50㎞弱を流して女川へ。

女川の道の駅は震災後新しく作られたもので、真新しく綺麗な施設で居心地が良い。

広大な敷地に美味しそうな食事亭が立ち並んでいて、どこに入ろうかとうろいろ……。お腹が空いていたので、すぐ座れそうだった定食屋さんで焼き魚を頂いた。

 

 

3.追い風にのって気仙沼のフカヒレへ

ちょっと牡鹿半島で時間を使いすぎたので、食事の後はペースを上げつつちゃっちゃと気仙沼を目指す。

というのも、このライドは「気仙沼へフカヒレを食べに行こうライド」という発案で計画されたものだった。走っているのが楽しすぎてそんな大事なことすら忘れていたけれど、やっぱり夜ご飯にはちゃんとありつける時間に気仙沼に付かなければ。(笑)

嬉しいことにこの日は南風=追い風で、気持ちよいくらいスピードが出た。女川から気仙沼までは100㎞くらいあるけれど、何のことは無い、適当に走っても4時間あれば着くだろう。

牡鹿半島もそうだけど、震災後作り変えられた道路が多く、路面が綺麗なのも嬉しい。この日はグラベルロード+25cロード用タイヤという組み合わせで走ったけど、細いタイヤでも快適走行そのものだった。

稀に工事中区間もあるけれど、ロードバイクも全く問題ないレベル。これも楽しいアクセントだ。

 

女川から100㎞をサクッと流して、気仙沼に到着。いよいよ待ちに待ったフカヒレ丼のお店へ……!

これは贅沢っ!!

更にてんぷらの盛り合わせも頂く。これがまた美味い……。

今日の道のりや最近のライドのこと、装備の良し悪しから乗車スキルのことまで、話のタネは尽きない。ブログに書いていることの裏話なんかも出来るから、この集まりは本当に楽しい。

美味しいご飯を食べつつ自転車談議に花を咲かせていたら、時間を忘れてホテルのチェックインが遅れてしまったり(笑汗

「いや~美味しかったねぇ」

「だね~けどカップラーメンも食べたい。あと唐揚げも(笑)」

「うわ、何それそれずるい、じゃあチキンと餃子とデザート追加して~」

サイクリングはとにかく腹が減る。ホテル横のスーパーでこんな話をしつつ、好きなだけカゴに食料を追加していった。今日だけでも基礎代謝と合わせて5,000Kcal以上を消費しているので、どれだけ食べようと自由なのだ。胃袋の赴くままにカロリーとタンパク質の暴力を堪能……。これがまた最高に旨い。

 

 

4.気仙沼の大島で遊ぶ

翌日。

実はりっけいさんのバイクにトラブルがあり、計画を大幅に変更した。トラブルというのは、変速機のバッテリー切れだ。りっけいさんのバイクは電動変速なんだけど、そのバッテリーが切れてしまい、充電器もないため変速が封じられた状態らしい……。

そこで、当初の気仙沼から石巻までの山岳コースはお預けにし、大島で遊んでから一関まで走って輪行で帰ることにした。せっかく時間が出来たので、ここぞとばかりに写真を撮りまくって遊んでいく。

サイクリングにトラブルは付き物。こんな状況こそ楽しまなくちゃ。

時間のかかる自撮りをしてみたり……

高度感を出してみたり……

ギュッと圧縮効果で遊んだり。

普段ソロライドの多い僕らにとって、被写体がいるのはそれだけで有難いし面白い。変化に富んだ三陸の道に、サイクリストが居るだけで作品になる。

写真を撮るため、わざわざ大回りして高台に上がったり、二手に分かれて探索したり。さらには「くぅ~~ごめんもう1テイク!」とか言って、走る側も何往復もさせ、相手も喜んで走ってるんだからバカみたい。(笑)

でも、そんな風に思いっきり遊ぶのがまた面白いんだ。

そう、この高度感と海のコントラスト……。こうやって海を立体的に捉えられるのが、三陸海岸の面白さだ。

大島をぐるっと走っただけだけど、それでもこんなにも楽しめるんだから凄い。

変速を封じられたりっけいさんは登りがしんどそうだけど、それでもこの笑顔。(笑)

 

 

5.トラブルも楽しくエスケープ

さて、気仙沼からだと帰宅が大変なので、東北本線沿いの一関まで走ってこのライドは終了となる。

ここから登りの本番。ギア比が3倍で固定されているりっけいさんは、やはり辛そうだ。

折角なので、僕も同じ状況で走ろうと同じくらいのギア比で固定。変速無し縛りの、疑似シングルスピードで走ってみることにした。

山はどんどん深くなる。

斜度は10%になろうか、じわじわ削られた脚にとどめを刺さんとする坂を、苦悶に喘ぎながらも高笑いで吹き飛ばす。

遠慮はいらない、全力をペダルに叩き込むだけだ。

こんな山奥でギア比3倍縛りをしている可笑しさと、辛さ隠しで笑顔になる。こういうのに妙に燃えてしまうのは、僕が子供だからだろうか。(笑)

幾度となく現れるアップダウンを越え、少しずつ一関へと近づく。

徐々にシングルスピードの扱いにも慣れてきて、どうペダリングをしたら楽かとか、パワーを掛けるタイミングはいつかとか、いろんな発見がある。そうやってバイクとのシンクロ率を高める過程や、走りが変わる実感がまたサイクリングの魅力だと思う。

その後、なんとか最後の峠を越え、無事に一関へ到着!

まったり2日間で約300㎞、トラブルもあったけど、沢山の写真と思い出を残しながらのサイクリングとなった。

山あり海ありグルメありの三陸はサイクリングに最高なロケーションだと思うし、路面も総じて良いので自転車好きの方にはぜひ訪れて頂きたいスポットだ。楽しい2日間を過ごさせてもらったりっけいさん、今回もありがとうございましたー!

 

*番外編:装備紹介

おまけとして、今回の2人の装備を簡単にご紹介。

りっけいさんのバイク

ARGON18(アルゴン18)のカーボンロード「gallium(ガリウム)」。コンポはSRAMのRED eTapレイノルズのカーボンホイール。どんな走りもオールラウンドにこなすミリオンバイクだ。

バックはオルトリーブのサドルバックLR250のトップチューブバックという洗練された構成。このバックは僕の超おススメでもある。

僕のバイクはBombtrack(ボムトラック)の「HOOK EXT(フック)」というクロモリのグラベルロード。

コンポもグラベル用のSRAM Rival1だけど、ホイールは軽量なアレックスリムズのRXD2、タイヤはGP5000とロード仕様。舗装路でも車体の重さを感じさせない快適な走りだった。

バックはりっけいさんと同じオルトリーブのサドルバックLと、アピデュラのフレームバックM。アピデュラのバックも個人的にかなりおススメなバックなので、気になる方はぜひ。

おわり

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About the author

S.K.

ロングライド&グラベル系自転車乗り。その他キャンプ、登山など。
・身長177㎝/体重68㎏
・北海道一周2,400㎞/8日2時間
・国道4号(536㎞)/21時間37分
・グラベルエベレスティング達成
・冬季北海道1,000㎞……...etc.

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