お役立ち記事

【ディスクロードの輪行】ローターカバーにシャワーキャップが便利すぎる話

昨今ではロードバイクにもディスクブレーキが主流となったが、輪行の際にはリムブレーキモデルと比べてやや手間が増える。

その手間の1つが「ローターのカバー」で、ディスクローターでバイクを傷つけないよう、またローターが汚れないように何かしらでカバーをする必要がある。

専用品は高いし嵩張るし……と長年悩んできたけど、Twitterで見つけた投稿の「シャワーキャップ」がかなり良かったので、その話をまとめていきたい。

<目次>
1.そもそもローターカバーは必要か?
2.シャワーキャップの登場
3.実際の使用感
3-1.小型軽量
3-2.繰り返しの使用と使い捨て
3-3.スプロケカバーにもなる
4.シャワーキャップ最強説

1.そもそもローターカバーは必要か?

始めにそもそも論になってしまうけど、「ディスクブレーキの自転車を輪行する際、ローターカバーは必要か?」という議論もあると思う。

正直なところ僕は「必ずしも必要なものじゃないよね」と思っていて、カバーを一切せずにディスクロードの輪行をしたことが何度もある。それでも走行不能になるほども不具合は起きていないし、ディスクローターってそんなにやわなものじゃない。

僕はローターカバーを使わない輪行では、縦型輪行袋でローターを内向きにして、フレームの三角部分にローターが来るように固定している(そうすると、ローターが宙に浮いた状態になる)。基本はこれで大丈夫。

ディスクロードが普及しだした一昔前には「ローターが曲がると~」みたいな意見もメディアで目にしたけど、ローターが曲がるような衝撃を受けたら、もっと他の部分が壊れてるはず。この意見は「輪行ではカーボンフレームにクラックが入る可能性があって~」みたいな議論に近い。

それでも僕はこんな記事を書いているのは、

 

ローターカバーの意味

・フレームや輪行袋の保護

・ローターに油汚れが付くリスク回避

 

の2点の意味合いだ。

というのも、輪行時にローターによってフレームに傷をつけた経験があるのと、輪行以外でローターに油汚れを付けてしまったことがあるから。あるとき長時間輪行でホイールが少しずれてフレームをガリっとしてしまい、またある時は整備中にローターに油を付けてしまい、一発でローターをダメにしてしまった。

そんなに高いリスクではないものの、出先でのトラブル回避を考えると『何かしらあると良いかなぁ』とも思ったり。

(↑)こんなカモテープを使って保護したこともあった

巷には専用品の「ローターカバー」というものも販売されていて、手っ取り早くそれを利用するという手がある。

しかし、これらは嵩張るから輪行袋用の袋に入りきらないので使いたくない。そこそこ値段もするのでわざわざ買う程でも無いか……とも思ってしまう。

 

 

2.シャワーキャップの登場

そこで登場するのが、このシャワーキャップという訳だ。

以前どなたかのTwitter(確か東京大阪キャノンボール研究のばるさん)で見かけたアイディアなので僕の発想ではないのだけど、とにかくこれが便利だった。

正直なところ、僕は今までの生活でシャワーキャップになじみがなく「シャワーキャップってどんな風に売ってるの?」なんてピンと来なかった(笑)。どうやら基本的に、こんな風に蛇腹状になっているらしい。

持ち運びでも嵩張らないし1つずつ取れて便利で、使うときは普通に手で広げてかぶせればOKだ。

 

1枚当たり9~10円とお手軽価格だし、なにより軽量でコンパクト。これなら輪行袋用の袋に入り、簡単にローターの保護が出来る。

重量は1つ3gくらい。予備を入れても10g以内に収まる優秀さ。

ローターにかぶせるとこんな感じ。(↓)

140㎜と160㎜のローターで使用しているけど、そもそも人間の頭にかぶせる目的で作られているものなので、サイズ的にはまだまだ余裕。

薄手のビニールなのでクッション性などはないけど、ローターが直接フレーム等にあたることはないし、ローターに汚れが付くのも防いでくれる。

 

 

3.実際の使用感

さて、続いては実際に輪行にシャワーキャップを使ってみた感想を書いていきたい。

 

3-1.小型・軽量・スピーディー

先ほども書いたけど、何と言っても小型軽量。輪行はとにかく機動力が大事だと僕は思っていて、輪行のためだけに大荷物を持って行くのはナンセンスだし、駅前で何十分もごそごそするのは面倒だ。

だから、輪行用の荷物は可能な限り軽く小さく、そしてスピーディーに輪行&解除を行える仕様が望ましい。

その点シャワーキャップは持ち運びがしやすく、ローターにかぶせるのも取り外すのも、一瞬で終わる。

小さすぎるパーツ(例えばダミーローター等)は輪行解除時などに無くしたり忘れたりしやすく、かえって若干ストレスになることもあるが、シャワーキャップは適度な存在感があるのでその点もGood。例えば夜に暗い場所で輪行解除をしていても、忘れることはない。

 

 

3-2.繰り返しの使用と使い捨て

シャワーキャップの耐久性はそれほどないので、どちらかというと『使い捨てが基本』くらいに考えた方が良いと思う。

きちんと輪行状態を作れていれば(カバーがなくとも、ローターがフレームやバックに擦れない状態なら)、何度か使いまわしてもすぐに穴が開くことはない。ただ、特に帰路の輪行ではローター周りの汚れが付着するし、1度広げてしまったシャワーキャップは蛇腹状に戻せないので、いまいち携行性に欠ける。

1つが高価なものでもないので、僕は1回のライドで1セット(往路や復路のみで使い捨てか、往路&復路で1つを使いまわす)を基本にしている。

「輪行が終わったら出先でも捨てられる」というのも、身軽になれるので楽だったりもする。

 

 

3-3.スプロケカバーにもなる

ここまでローターカバーとしてシャワーキャップをご紹介してきたけど、もちろんスプロケにかぶせて使うこともできる。スプロケカバー自体そんなに必要性が高くないものだとは思うけど……一応こんな使い方もできますよ、という参考までに。

ただし、やっぱりスプロケの歯でシャワーキャップが傷つくので、1回で結構ボロボロになるか穴が開いてしまう。それこそ気休め程度のカバーでしかないかも知れないけど、何もしないよりはいいかな程度で使っても良いかも知れない。

1つ注意点として、スプロケカバーとして使用したシャワーキャップにはオイルが付いてしまうから、間違ってもそれをローターカバーとして再利用しないように。もし出先でシャワーキャップを使いまわす計画なら、それぞれがごちゃ混ぜにならない様に工夫(例えば、ローターカバーは片方をもう片方の中に入れてまとめておく、等)しておく必要がある。

 

 

4.シャワーキャップ最強説

輪行時のローター保護について長年悩んでいた僕だけど、シャワーキャップの使い勝手が非常に良いのでこれで一旦解決したと思う。使いう手に出来る手軽さと持ち運びのし易さは素晴らしい。

どの程度の保護力をローターカバーに求めるのかは人それぞれだし、輪行袋とフレームとの相性もある。「心配だからもっとガッチリ保護したい」という方には無理におススメする気はない。シャワーキャップはあくまで『フレームとの間に保険の1枚をかませる』『ローターに汚れが付くのを防ぐ』という役割しかないからだ。

ただ、僕の環境で何十回とディスクロードの輪行をしてきたけど、これ以上の保護の必要性は感じないし、価格や使い勝手の観点からもこれがベストでは?と思っている次第だ。

この記事が輪行に悩む方の何か参考になれば幸いだ。

おわり

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About the author

S.K.

ロングライド&グラベル系自転車乗り。その他キャンプ、登山など。
・身長177㎝/体重68㎏
・北海道一周2,400㎞/8日2時間
・国道4号(536㎞)/21時間37分
・グラベルエベレスティング達成
・冬季北海道1,000㎞……...etc.

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