珍しく、ソロではなく2人ツーリングの僕。Twitterのフォロワーさんであるりっけいさん(Twitter ID:@rikkei2)と共に、蔵王エコーラインのヒルクライムをクリア。
ここからは、ダウンヒルから秋保温泉を目指す。
濃霧の蔵王エコーラインヒルクライム!前編はこちら(↓)
<目次> 1.驚きの絶景ダウンヒル 2.秋保温泉でまったり 3.仙台駅でライド終了へ
1.驚きの絶景ダウンヒル
前編をご覧いただければ分かるが、蔵王エコーラインの山形側は視界20mの濃霧。視界が最悪で路面もウェットなので、事故に気を付けて安全に下ろうと確認する。
りっけいさんはカーボンホイールのリムブレーキなので、油圧ディスクの僕が先行し道を見ながらダウンヒル。
どんなに雨が降ろうが、ブレーキングに一切不安がないのが本当に助かる。一気に標高差1,400m下るロングダウンヒルだろうと、指一本で事足りる。
タイヤもグリップ最強(むしろ有りすぎ)なミシュラン:パワーエンデュランス。油圧ディスクと相まって、こんな環境だがイージーモード。後続のりっけいさんをチラ見しつつ、ちゃっちゃと下っていく。
とはいえ、内心「う~ん、けどやっぱり景色いいダウンヒルがしたかったなぁ…本当は太平洋まで見えるんだけどなぁ…」なんて思っていたり。
―と、ブラインドカーブを抜けた瞬間、突然視界が開けた。
ここでやっと分かった。さっきまで僕らが居たのが高層雲の中。そして数百m下には低層雲、下界の仙台の街はその低層雲のさらに下だ。
―そう、僕らは今、雲と雲の間を走っている。
いやもう、気持ちよすぎる…!!
『雲海』という名の如く、足元には雲の海が広がっている。ぽこぽこと浮かぶ島々は、蔵王周辺の山々だ。そんな海に愛車とダイブする、最高のダウンヒル。
あまりに気持ち良いので、写真を撮って頂きながら登ったり下ったり…。りっけいさん、カメラマン本当にありがとうございます!
景色が良いので、走っている僕は楽しいだけ。なのに素敵な写真がついてくるなんて、こんないい思いしていいんだろうか?
流し撮りもバッチリ。
気持ちの良いダウンヒルを、ひたすら気持ちよく下った。あぁ、これが天国か。
2.秋保温泉でまったり
無事に蔵王エコーラインのダウンヒルを終えると、秋保温泉へ向かう。ここからは僕のいつものコースなので、りっけいさんをご案内しつつ気楽に走る。
交通量を避けて裏道を中心に走るので、小高い丘のアップダウンが続く。そこでも撮影を欠かさないカメラマン・りっけいさんには頭が上がらない。
途中、釜房ダムにも寄り道したり。
サクッと下り基調を流して、秋保温泉街に到着。
秋保温泉街で超・有名な「さいちのおはぎ」も頂く。ゴマときな粉を選んだが、僕的にはゴマが美味しかった。
りっけいさんもおはぎの存在は知っていたらしく、喜んで頂けて良かった。
さて、この後は温泉っ!!
…の前に、平均17~18%の激坂が待ち受けていた。(笑)
ともあれ左右の苔壁が雰囲気最高で、僕らとしては嬉しいサプライズ。
路面も綺麗で、ここを走るついでに温泉に来てもいいなぁという感じ。
日帰り入浴させていただいた旅館は「緑水亭」さん。立派な旅館の館内にある大浴場は、湯加減も良く温泉が体に染みわたる。楽しくて忘れていたが、既にそれなりの距離と獲得標高を走っていた。その疲労を癒し、さっぱり流してくれる温泉が嬉しい。
りっけいさんと自転車談義に花を咲かせて長湯…というか、話が通じる方と話すのが久しぶり過ぎて、ついつい僕が語りすぎてしまった。
さて、夜ご飯を求めて仙台市街へ。
3.仙台駅でライド終了へ
秋保温泉街から仙台駅前までは、主要道は交通量も多く道幅が狭い。ここは地元の地の利を生かして、裏道をご案内する。
路面もそれなりに荒れていてテクニカルだが、雰囲気があって僕的には好きな道。好みが分かれる部分なので不安だったものの、りっけいさんにも共感していただけて良かった。
夜ご飯は仙台名物:牛タン。
実は地元民は牛タンは高いから日常的に食べるものではなくて、ツーリストであるりっけいさんおススメの店に入店する珍事。(笑)
おススメなだけあって、確かにめちゃくちゃ美味しかった。いや、もう本当に。みるみる無くなる目の前の肉に虚しさを感じてしまうくらい。お金さえあれば定食をあと2食は追加で頼みたい…。ロングライド時の無限の食欲は、いつも僕を破産の道へ誘う。(笑)
仙台駅にてりっけいさんをお見送りし、オフ会ライドは終了。こんな形のライドは初めてだったけど、予想以上に楽しく発見もあるライドになった。まる1日ご一緒してくださったりっけいさん、ありがとうございました!
ログ無し含めて、だいたい225㎞/獲得3,000mちょい。写真にグルメに温泉に、楽しいゆるポタ?になった。…いや、うん、TSS200もいっていないし、自転車を降りて楽しむ要素沢山あったから、ゆるポタに違いない。
おわり
りっけいさん視点はこちら!(↓)