僕が本当に好きなのは数日単位のロングライド。だけど、最近は思うように時間が作れなくてスラストレーションがたまる日々…。
そんな毎日で、通学でロードバイクに乗っている間が楽しみにもなっている。この記事では、そんな寄り道の一コマをつらつらと。
<目次> 1.桜の隠れ名所めぐり 2.帰り道ヒルクライム 3.昼休みに海を見に行こう 4.河原で気分転換 5.林道探検
1.桜の隠れ名所
4月はじめには仙台の桜が咲きそろった。冬も終わり暖かな日差しで、春の風を感じて走る。
桜の名所では出店が立ち並びお花見をする人であふれるが、静かで隠れた場所も沢山ある。自転車はそんなさりげないスポットを見つけるのにピッタリだ。人混みが嫌いな僕でも、桜を楽しめた。
普段の通学路からちょっと外れた道に入ってみると、綺麗な場所は意外と沢山。
往々にして脇道には坂がつきものだが、それもちょっとしたアクセントにもなっていい感じだ。
神社やお寺は静かだし、桜と鳥居のコラボは美しい。ついつい見入ってのんびりして、遅刻しそうになる。(笑)
2.帰り道ヒルクライム
帰りは遅いことが多いけど、そのお陰で快適ライドが楽しめる。近くには200mくらいの丘しかないが、走りやすいし気持ちがいい。夜道を独り占めしている感覚が少し味わえる。
標高が低いおかげで夜景がきれい。仙台ってこんなに建物あったっけ?というくらいだけど、ずっとこれを見ながら走れるのはまたいい。
上り坂はその日のストレスをぶつけるのに丁度よくって、ごちゃごちゃした頭を空っぽに出来る瞬間だ。ちょっと短いのが残念だけど、何本か全力走をして頂上から街並みを眺めると気持ちが切り替えらえれる。
何でもない街乗りバイクでもそれなりに走ってくれるから、スポーツバイクの快感も味わえるのがうれしい。やっぱり自転車は楽しい。
3.昼休みに海を見に行こう
長めに時間を取れるときには仙台港の辺りまで行ったりも出来る。往復でも30㎞ないくらいだから、気晴らしにちょうどいいお散歩気分。
遠くを眺めて気分転換が出来ると、午後の集中力が上がる。
山から見る景色と同じかそれ以上に、僕は海が好きだ。
どこまでも広がる空と水平線はいつ見てもスケール感に圧倒される。寄せては返す波の音がBGM…。
海沿いはまだ更地の場所が多くて車も居ないから走りやすい。その事実が悲しいけれど、潮風を嗅いで思う存分走れる場所だ。手ごろな距離にこういう場所があるのに感謝して、ありがたく走る。
4.河原で気分転換
河原でぼーっとするのも気持ちがいい。高校のさぼりポイントだったのは秘密だが、もう何のやる気も起きないときにはもうひと頑張り出来る場所…。
春になるまでは白鳥も居たりで楽しめた。警戒心がないので向こうからかなり近づいてくきたり。
ただ、GWに入りそろそろ虫が多くなってきたのが残念…。河原は冬の晴れた日が一番気持ちいいと思う。
5.林道探検
探してみたら行けそうな林道もいくつかあって、舗装路しかない通学路のアクセントになる。
詳しくはこの記事にまとめているけど、ロードバイクでもちょっと太めのタイヤを履かせればグラベルを走れる。クロスバイクやグラベルロードの方が適しているものの、練習と思って遊ぶにはちょうどいい。
森の中を駆け抜けるのは最高に気持ちよくて、オフロードの冒険感も相まって楽しさ満点だ。
椅子に座り続けると頭がおかしくなってくるので、たまにはこんな刺激も必要だ。(笑)
思うように走れない毎日でも、それなりの自転車とのかかわり方がある。ずっと続けられる趣味として、これからも大切にしていきたい。
おわり