通学バイクを組もうと、Wiggleで激安ロードバイクのフレーム:Brand-X RD-01を購入。カスタムペイントも終え、いよいよ組み立てとなった。
この記事では、使用したパーツや組み立ての様子をご紹介!*一応いろいろ調べて勉強していますが、僕はプロではなくただの自転車好きです。規格や作業方法など必ずしも正しいとは限りません。その点ご容赦ください!
<目次> 1.使用したパーツ 2.組み立て 3.完成!
1.使用したパーツ
まずは使用したパーツについて。基本は前代の通学バイクで使っていたものを流用するが、専用品が必要なヘッドパーツやBBなどは新しくした。また、細々したパーツ類も買いなおしたので、それも併せて購入。
①ヘッドパーツ(アンカー)
②BB
③シートクランプ⇩実際に買ったものがなかったので、同じ規格のものです
④ワイヤーガイド
⑤シフト・ブレーキワイヤー
(⑥ブレーキ)
⑦その他コンポ系
使い古しの3500系(旧型)SORA など。⇧の構成なら、普通のShimanoコンポならOKなはずです。
*フレームにいろいろペイントをしてあるが、そのペイントについてはこちらの記事へ(【予算100円】ロードバイクのフレームに油性ペンでカスタムペイントしてみた【マッキーアート】」)
①ヘッドパーツ(アンカー)
ヘッドはフレームと同じブランドのbrand-Xのセミインテグラル。ヘッドパーツの規格はたくさんありすぎてよくわからないので、メーカーとその表示数値をそろえて買っておいた。規格は「IS41 / 28.6 IS41 / 30」で、それと少しでも違うとピッタリ合わないので、注意が必要…。
ヘッド圧着のために使うスターファングルナットは⇧のヘッドセットの中に同封されてるけど、圧入工具を持っていないうえ使い回しもできないので、六角で取り付け・取り外し可能なプレッシャーアンカーを使った。購入したのは同じくBrand-Xのやつ。ほんとに安すぎ。
【2020/04追記】プレッシャーアンカーは結局スターファングルナットの方が調子が良いので、付属のスターファングルナットに変更した。
②BB
BBはシャル幅68㎜のねじ式JISなので、普通にシマノのBB60を使用した。ホローテックⅡ系の普通のシマノロードクランクならこれでOK。
③シートクランプ
シートクランプも購入。サイズは34.9㎜なので買うときは注意を。(僕は間違えて31.8㎜を買っちゃった…)Amazonで買っちゃったけど、Brand-Xからも出ていてそっちの方がはるかに安いのでフレームと一緒に買っておけばよかったと後悔…。普通に中古市場よりも安いので怖いくらい笑
④ワイヤーガイド
RD-01には購入時点でワイヤーガイド(BB下に付けるシフトインナーワイヤーを通すやつ)が付いていないので、これも購入しておく必要がある。確かこれはネジが同封されていなかったので、M5の7㎜くらいのねじがフレームへの取り付けに必要。ホームセンターで数十円で購入。
⑤シフト・ブレーキワイヤー
ケーブルも、今回初めてWiggleの激安消耗品ブランド?Lifelineを使用。1セット500円台と超安い。試しに購入。組んだ感じ、まあ普通に使えそう。
(⑥ブレーキ)
Wiggleの商品ページにも書いてあるが、このRD-01はブレーキがロングアーチ用なので、普通のシマノのロード用ブレーキだとリーチが足りない。そのため、ブレーキだけは流用不可で買いなおしが基本だ。
しかし、今手元にあった完成車外しのテクトロブレーキが、意外にもギリギリアーチサイズが足りていて使えた。結果的に必要はなくなったけど、流石にブレーキの効きが悪いので近々変える予定…。
⑦その他コンポなど
その他コンポ類、ハンドル、ホイール、サドル等は以前の街乗りチャリから流用or家に余っていた適当なものを。コンポは主に3500系のSORAだ。基本的に完成車付属や貰い物のパーツたちで、シートポスト以外はアルミ。
まあ流用するならタダだからそれより安いものはないけど、Brand-Xで買えばハンドル、ステム、シートポストなんかも1000円前後で買えちゃうので、買っておけばよかったかなと今更後悔している。この価格なら中古で買うより安いし、ステムとかはポジションを試すためにも1000円で買えるなら前後サイズを買っておいても損はないと思う。あとで買おうと思っても、5000円以上買わないと送料が2000円以上かかるので合わせ買いがおすすめ。
シートポストは27.2mmだったが、RD-01の対応シートポストは31.8mmだったのでシートポストシムを購入。
そして注意点。
恥ずかしながら僕はミスしたのだが『対応シートポスト31.8mm⇒シートチューブ内径31.8mm⇒外径34.9mw⇒シートクランプ・FDのバンドは34.9mm』である。
考えてみれば当たり前だけど…RD-01の商品ページには34.9mmの数字が出てこないので、うっかり全部31.8mmにしてしまった。
2.組み立て
さて、いよいよ組み立て。1からロードバイクを組み立てるのは初めてなので、すごく楽しみだ!
まずはコラムカットから。一度フォークをセットしてみて、目星の場所にマーカーを付ける。ポジションはもうわかっているので、無駄な部分は残さず大胆にカット。
工具はAmazonで見つけたパイプカッター。意外と沢山回さないといけなかったが、普通に切れた。
しかし断面が広がってしまったようで、ヘッドパーツやらステムやらが通らない…。仕方ないのでやすりで削って調整。高い工具を買えばこうならないのだろうか?そんなにオススメ出来る工具じゃないけど、まあ普通に使えるとは思う。
ヘッドパーツ、ステム、スペーサーを取り付けて圧着の確認。うん、大丈夫そう!
次にBBを組付けてみた。
BBの組付けも初めてなので、シマノBB用の工具も併せて購入。シマノの工具は評判があまりよくなく、こういう円形のレンチがいいらしい。価格も安く他のサイズにも対応しているのでこれにした。いろんなサイズに対応してるし、左クランクに着いてるネジを着脱する工具も付いてるのでうれしい。
これも普通にネジ込むのみ。想像よりも簡単だった。
うん、これも特に問題なさそう。初めて使う工具だったけど、こっちは精度も悪くなかった。届いたのが当たりだったのかな?
自転車をいじっているといつも思うけど、規格と工具が合っていれば、ただ取り付けたり動く様にしたりするだけなら大して難しくはない。構造への理解も進むし、ライド中に何かあったときにも診断と処置ができる。やってみるって大事。
BBが付いたらクランクを。クランクはなかなか奥まで押し込めない事も多いので、ゴムハンマーはあった方がいいと思う。
最初にやったときはレンチにタオルを巻いてぶっ叩いたりしてみたが、クランクに思いっきり傷を付けてしまった。数百円なので、ケチらず買うのがおすすめです…。
ホイールやらハンドルステムやらを取り付けると、自転車らしくなってきた!
組み立ての山場は越えたので、あとはもう何度もやってきた作業をやるだけ。STI、RD、チェーン、ブレーキ等を付けて、アウターワイヤーを張ってインナーを通して調整。
ブレーキは家にあった完成車付属のテクトロの奴を。
本当はこのRD-01はロングアーチのブレーキ(こういうのShimano BR-R451)じゃなきゃいけない?んだけど、ギリギリ使えそうだったのでこれを使うことにした。実際に組付けてみて、特に問題なく使えそうなのでとりあえずこれでいく。
あとはブレーキ・シフトワイヤーを通していき調整を。初めて使うLifelineの激安ケーブルセットだけど、まあ普通に使えた。長期的な目で見れば、耐久性とかが違うのかも知れないけど…500円で買えるなら損はないと思う。
慣れれば特に問題もなくサクッと終わる。9速だと、余計に調整しやすいのだろうか?
変速機系を取り付けるとき、ちょっと問題が発生。
シートポスト径が31.8㎜だからクランプ径も31.8㎜だと思ってパーツを準備してたんだけど、内径31.8㎜ってことはクランプ(=外径)は34.9㎜の方だったらしい。痛恨のミス…。
FDも買ってもよかったけど、街乗りじゃインナー使わないからフロントシングル運用をすることにした。この方がシンプルでいいしね。シングルにするには、この5つのボルトを緩めて使わないチェーンリングを外し、このシングル用ボルトを付けるだけ。本当はナローワイドのチェーンリングがあるといいけど、普通のでも意識すれば街乗りじゃチェーン落ちなんてほぼしない。歯数的にも50T欲しいのでこれでOK。因みにリアは11-32T。
あとはバーテープを巻いて仕上げて終わりだが、その前に…
イマイチペイントしたフレームが浮いちゃっているような気がしたので、サドルとバーテープもペイントしてみた。サドルは黒と青の2色だったが、青の部分を黒ペンで塗って、その上から白ペンでペイント。特にクリアは吹いていない。バーテープは白ペンで文字等を書いただけ。
おお…かっこいい!!
やっぱり統一感が出るといい感じだ!!
3.完成!
ついに完成!!重量を測ってみると8.8㎏と、何気に軽く仕上がった。
初めてのフレームバラ完、初めてのカスタムペイントと初めて尽くしの作業だったけど、なかなかカッコいいバイクに仕上がった!!
ポジションについては購入前から確認していたので割とバッチリ。メインで乗っているロードとほぼ同じ位置だ。あとは乗りながら微調整していこう。
このデザイン、街中で乗っててもチャリ好きの目を引くこと間違いなしだ。笑
好みは分かれるとは思うけど、僕は好きです、こういうの。
さて、次回はBrand-X:RD-01の運用をしてみてのインプレを。激安フレームの性能やいかに??
Wiggleの商品ページはこちら⇒Brand-X RD-01
*2020年4月現在、Wiggleは取り扱い停止のためChainReactionCycles(CRC)で購入できる⇒CRCはこちら
Brand-X RD-01に関する記事一覧はこちら⇒RD-01記事まとめ
つづく