ロードバイクのフレームをカスタムペイントしてみたい!人と違うオリジナルフレームが欲しい!
長らくそう思ってきたが、自分でやるとかなり大がかりな作業になり、業者に依頼すると多大な予算がかかってしまう。
そこで、予算100円で出来る、オリジナルフレームをマッキーアートで作ってみた。
<目次> 1.フレーム塗装は大変 2.マッキーアートとは 3.いざ実践! 4.完成 5.ベタ塗りするならこんな方法も?
1.フレーム塗装は大変
まずは自分で塗れるなら塗ってみたいので、フレーム塗装のやり方をググってみた。すると、塗料の選び方や下処理にコーティングの仕方等、専門的な技術が要されることが分かった。そして何より、作業環境という大きなハードルがあった。

そおこでカスタムペイントにかかる予算をいろいろ検索してみると、今度はその価格に驚いた。フレーム一本数万円は最低ラインで、色の塗り分けや文字入れをすると万単位で値段が上がっていく。まあ、確かに調べてきたことを踏まえて考えれば、その値段も妥当か…。
いずれにせよ、環境的・時間的・金銭的すべての面において、自分でフレームのカスタムペイントをするのは難しかった。そこで僕が見つけたのがマッキーアートだ。
2.マッキーアートとは
その名の通り「マッキーで描かれたアート」。元は(?)海外の有名な油性ペンのシャーピーから「シャーピーアート(Sharpie Art)」なんていわれたりするらしい。

マッキーアートを知ったのは、以前ライドをご一緒させていただいたユウさんに油性ペンで塗ったヘルメットを見せていただいた時だ。それが凄くカッコ良かったので、自分も真似できないかなと考えた。
これをフレームの塗装に使えば、面倒なマスキングもスプレーできる環境も特殊な技術もいらない。しかも、図柄を失敗しても除光液やパーツクリーナーで拭いてしまえばまた綺麗にできる。もう最高じゃないか!
3.いざ実践!
丁度通学用のバイクのフレームが折れてしまい、新しいフレームを購入することになった。
そのフレームがBrand-XのRD-01という、激安の真っ黒フレーム(https://solitary-boy.com/2018/12/24/brand-xのrd-01フレームセット購入!通学用の激安ロード/)
そのまま使っては面白くないので、そのフレームにペイントしてみることに。
…以上!(笑)
もう簡単すぎて潔い。一応パーツクリーナーや除光液があると、ミスした時に消せるので便利だ。まあ、一発勝負でいいならそれも必要ない。
そして、ペンで書ければいいので特殊な作業環境も必要ない。普通に部屋で書くだけ。

一応図柄のイメージを付けておくために、インスタグラムで画像検索をしまくり真似て紙に書いたりしてみた。こういうときにインスタって便利だ。今回はチネリや#MASHのデザインを参考にした。

真っ黒フレームなので何色のペンで書いても似合うと思うけど、今回は白ペンをチョイス。太さがいろいろあって悩み細いものと中太の2本を買ってみたが。結論から言うと中太の1本で充分だった。

帰宅後、夜な夜なお酒を飲みながらお絵かきタイム。何気に毎日の楽しみになっていたり。
はじめは湾曲したフレームに書くのに苦戦したが、慣れてしまえばそんなに問題なかったし、デザインがストリート系なので多少雑なくらいが丁度いいと割り切って楽しむことにした(笑)

いちおう除光液で消せるのか試してみたら、普通に消えた。笑
ただ、つや消しフレームだと少しツヤとして消した部分が残ってしまうので、出来れば一発書きがベストだと思う。
4.完成
作業は着々と進んでいき、3日ほどで完成。かけた時間は合計で6時間くらいだろうか。フレーム+フォークの全体に作業をしたが、そんなに時間もかからずにペイントが完了した。

もしフレームの一部だけでいいのなら、図柄さえ決まって居れば数分で終わるかも知れないレベル。本当に簡単。(笑)
細部を見ていくと粗さも目立つけど、初めてにしては悪くないんじゃないだろうか?←

こういうのは自己満足が全てなので、これはこれで良し。我ながら結構気に入っている。
フレームへのペイントはもちろん、持ち物に絵を描いたり塗装したりするの自体初めてだった僕にしてはかなり上出来。笑

ペイント面の保護は必要か?
こんな記事(油性ペンで車を塗装してみたhttps://www.google.co.jp/amp/s/rocketnews24.com/2017/12/04/989028/amp/)もあるくらいなので、多少雨に降られたり擦れたりしても、すぐに擦れたり落ちたりする事は無いようだ。

僕の場合はパーツクリーナーをぶっかけてメンテしたいので、何かしらの保護が必要。
そのため、通常のカスタムペイントで上塗りに使うクリアを吹いておくことにした。このクリア選びもポイントがありそうなので、それはまた次の記事にて。
5.ベタ塗りするならこんな方法も?
今回はペン書きを生かしたデザインだったからマッキーがベストだったけど、「単純に2色に色分けしたい」「迷彩やグラデーションにしたい」という用途なら、SPRAY BIKEというスプレーが最も簡単そうだ。
なんでも下処理不要で、超速乾だからタレや割れなどのミスが起こりにくいんだとか。今のペイントに飽きたら、次はこれを試してみようかなぁなんて思っていたり。

なにはともあれ、期待通りの出来になったので満足である。次はペイント保護のためにクリアを吹いていく。バイクの完成が待ち遠しい…!
Wiggleの商品ページはこちら⇒Brand-X RD-01
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つづく