メンテナンス

SRAM(スラム)Rivalのブレーキパッドを交換!BBBのレジンパッド「ディスクストップBBS-38」を試してみた

グラベルロードに使用しているSRAM(スラム)のブレーキパッドがすり減ってしまったので、初めてのパッド交換をしてみた。グレードはRival 1で、油圧式のやつ。パッドは上位グレードのREDやForceなんかと同じだ。

折角なので、純正の物からBBBのパッド「ディスクストップ」にお試しで変更。パッド交換の仕方から、新しいBBBのパッドの感触をまとめていきたい。

<目次>
1.グラベルロードのパッドが減りまくる
2.パッド交換の仕方
3.BBBのBBS-38の感触は?
4.最後に

1.グラベルロードのパッドが減りまくる

今回ブレーキパッドを交換するのは、僕のグラベルロード『Bombtrack:Hook EXT』

使用しているコンポーネントはSRAMのRival 1で、油圧式のディスクブレーキだ。

納車から純正のパッドを使用してきたけど、ハードなブレーキングが多いからか、ものすごい勢いでパッドがすり減ってしまった。期間では3か月ちょっと、距離にして1,500㎞くらいだろうか。少なくとも2,000㎞は走っていないと思う。ロードバイクの倍くらいのペースですり減っている。

また純正のパッドを使っても同じように減りそうだし、折角なのでBBBから出ている互換パッドを使ってみることにした。ディスクパッドの噂はあまり聞かないけど、BBBのブレーキシュー(リムブレーキで使うやつ)は良い評判が多いので、僕の中ではイメージは悪くない。

ディスクブレーキのパッドには「メタル」と「レジン」とがあって、これは「レジン」。BBBのラインナップだと、より高温になりやすいダウンヒル系はメタルを採用し、それ以外のクロスカントリー系やグラベル系、ロード系はレジンを採用しているみたい。

ブレーキパッドは、自分のバイクに使われているブレーキキャリパーに適合するものを使用しなくてはならない。形状が合わないと、上手く作動しないどころか取り付けすらできないのだ。この辺りの勝手がリムブレーキと異なるので要注意だ。

僕の使っている「SRAM Rival 1」は、BBBの「ディスクストップ BBS-38」が適合する。このBBS-38は、Rival 1の他「RED etap AXS」「RED etap」「Force」「Force 1」など、グラベルやロードバイクに使われているSRAMコンポのブレーキの多くと共通。(自信のない方は、詳しくはバイクの購入先やSRAMの取り扱いがある専門店へお問い合わせを)

 

2.パッド交換の仕方

さて、早速新しいパッドに交換していこう。ブレーキパッドの交換自体は、セルフメンテナンスでも出来る比較的簡単な作業だ。

*僕はメンテナンスのプロではないので、あくまで参考程度にして頂きたい。自転車を自分でいじる際は、全て自己責任である点をお忘れなく。

この先写真を交えつつご紹介していくけど、やっぱり文章と写真だけじゃ限界がある。基本的な作業の手順や注意点は他のディスクブレーキと同様なので、シマノ製のブレーキパッド交換ではあるけれど、分かりやすい動画も貼っておくので参考になれば。(↑)

さて、ではここからはSRAMのRival 1のパッド交換について。主な注意点は

・パッドやローターのブレーキ面に素手で触らない、油分を付けない。

・パッドやローターを取り付けていない状態でブレーキレバーを握らない。

バイクを綺麗にしたら、ホイールを外しブレーキキャリパーにアクセスしやすい状態を作る。

パッドを止めているピンはこの位置で、3㎜六角レンチで着脱する。若干固着気味になっているかも知れないので、ねじ山を傷めないよう注意。

ちなみにシマノの様に脱落防止のピンがある訳ではないので、なんかちょっと不安な気がしないでもない。

ピンを抜くとこう。

パッドは抑えバネである程度固定されているので、ピンを抜いても落ちてくることは無い。

反対側(画像で右側)から押し出しつつ、バネの軸側(画像で左側)からパッドを引き抜く。

画像の様に抑えながら抜かないと、バネでパッドが飛び出てしまうので注意。ちなみに、こまめにクリーニングしないとパッド周辺はブレーキダストで真っ黒になっているので、なるべく綺麗にしながら作業するか、薄いグローブをするか、諦めるかするのがいい(僕は作業性を第一に、もうある程度手の汚れは諦めている)。

古いパッドをとったら、ウェス等で中も綺麗にする。クリーニングをしないまま次の作業に移ってしまうと、ピストンの動きを悪くしてしまったり、最悪壊してしまうこともあるらしい?ので注意。

このときパーツクリーナー等を使ってしまうとキャリパー内のピストン周りを痛めてしまうので、専用のクリーナーを使うか、水拭きでも結構綺麗になるので水拭きで。

蛇足だけど、恥ずかしながら僕は最近ようやくちゃんとした「ウェス」を使い始めた。ぼろ布やティッシュなんかとは比べ物にならないくらい使いやすくて感動したので、おススメしておきたい。(笑)

綺麗にしたら、ピストンを奥まで戻す。

油圧ディスクブレーキはパッドの減りに合わせてブレーキの引きしろが自動で調整されるけど、それはこのピストンがパッドがすり減ったぶんニョキニョキと出てくるから。今はすり減った古いパッドに合わせた位置になっているので、新品の分厚いパッドを入れるためにはピストンの位置もリセットしなくてはならない。

ピストンを戻すには専用工具があるのでそれを使うのが一番だけど、僕は4㎜か5㎜の六角レンチで押してしまっている。

 

ピストンを戻すときは、力任せに押し込むんじゃなく、左右ともにゆっくりと戻していくこと。余計な力をかけるとピストンの破損など重大な故障に繋がるので、いい塩梅でじわ~っと。

ここでようやく新しいパッドの登場。

パッド面を汚さないように注意しながら、バネをセットして指で押さえつつブレーキキャリパー内に押し込む。

ちなみに、新旧のパッドを比較するとこんな感じ。3か月で随分すり減ったもんだ。

新品のパッドの取り付けは、今までと逆の手順をこなすだけ。パッドを差し込み、ピンで固定し、ホイールを戻す。バイクを起こした状態で、ブレーキレバーを何度か握りブレーキタッチを確認……。

このとき、1つだけ問題になると厄介なのが「パッドがローターに擦ってしまう」こと

普通はホイールを取り付けて空転させてもパッドがローターに擦ることはないし、ブレーキレバーを握って当たりを出しても同じく擦らない。しかし、ローターが曲がっていたとか、何らかの衝撃でキャリパー周辺の位置関係にずれが生じたとか、ピストンを戻し切れていなかったとか……何かイレギュラーがあるとパッドが擦る。

パーツを点検して問題がない様ならブレーキキャリパーの位置調整で直し、もしパーツに異常があるならそのパーツを交換したり修正したりして対処する。それぞれ専用工具があるのでそれを使うのが確実だし、自信がなければショップでプロに見てもらうのが良いだろう。

 

 

3.ディスクストップ BBS-38の感触は?

今回は新しくBBBのブレーキパッドに交換してみたので、その性能についても軽くインプレを。

軽く峠を走って当たりを出したあとの感触は、SRAM純正と同じかちょっと良い感じ。

SRAM純正はすり減り切ったときの印象が残っているのでそのせいかも知れないけど、BBS-38の方がタッチの感触はローターに食いついている感じがする。フルブレーキの時はさして違いを感じない。

僕がそんな峠を攻めまくるキレキレののライダーでないのが申し訳ないけれど、それなりのペースでグラベルを走る分には良いと思う。

1つ懸念というか、これから経過観察したいのはパッドの減りの速度

SRAM純正と同じくレジンパッドだし、ブレーキングで正常にすり減る限りはそんなに大きな差は生まれないとは思うけど……ショップの方に相談して頂いた意見は「パッドが過熱しすぎているかも」とのこと。SRAMはシマノと違って放熱フィンのないブレーキ構造なので熱を持ちやすく、パッドの限界温度を越えると急激にパッドが摩耗(というか崩壊)していくんだとか。

果たして僕の環境でそれが起こったのか確かめる術はないけれど……パッドの持ちについて一概に使用距離や期間で比較できないし、メタルと比較して過熱に弱いレジンパッドを使う限り同様の問題は存在し続けるだろう。

雨天時のブレーキ鳴きについては、純正のパッドと同じく「鳴くときは普通に鳴くし、まあこんなもんかな」という程度。

雨水がパッドやローターにしっかりついた状態でブレーキをかけると鳴いてしまうし、多少当て効きさせて水気を飛ばせば鳴かなくなる。よく「レジンよりメタルの方が鳴きにくい」と言われるけど、ディスクロードで両方試した結果あんまり大差なかったので、僕はこんなもんと割り切って使っている。特別ブレーキ性能が落ちなければそれでよいという考えだ。

もし(油分が付いてしまった等明らかな理由を除いて)ブレーキ鳴きを改善したくてパッド交換を考えているのなら、特別ディスクストップBBS-38をお勧めはしない(かといって、代替案も思い当たらないけど……。)

 

4.最後に

以上、SRAMのRival 1のブレーキパッド交換と、互換品のBBB:ディスクストップ BBS-38のご紹介をしてみた。

本文中にも書いた通り僕は素人なので、申し訳ないがメンテナンスの情報の確かさは保証できかねる。それでも、SRAMの情報はネット上に少ないので、何か参考になればと記してみた。

この記事が、皆様のお役に立てれば幸いだ。

おわり

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About the author

S.K.

ロングライド&グラベル系自転車乗り。その他キャンプ、登山など。
・身長177㎝/体重68㎏
・北海道一周2,400㎞/8日2時間
・国道4号(536㎞)/21時間37分
・グラベルエベレスティング達成
・冬季北海道1,000㎞……...etc.

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