去年から通学用のホイールとして愛用しているシマノのWH-RS100。
超安価ながらちゃんとしているし、メンテナンス性も良くて気に入っていたんだけど…つい先日、通学中にスポークが折れてしまった。この記事では、そのスポーク折れについて簡単にまとめておきたい。*修理の様子については別記事にてご紹介しているので、この記事最後のリンクからどうぞ。
<目次> 1.スポークが折れた状況 2.その後の対応 3.修理にかかった費用
1.スポークが折れた状況
まずは「どんな状況でスポークが折れたのか?」をについて。
僕はWH-RS100を通学用バイクに使っていて、いつもの登校ライド中にスポークが折れた。具体的には、登り坂にさしかかりダンシングで強く踏み込んだときにリアから「ベキ!カランッ」という音が。何だろうと停車し確認すると、半ドライブ側のスポークが1本折れていたのだった。

スホークは真っ直ぐなままだし何かを巻き込んだ感触も無いから、たぶん自然に力が掛かった拍子に折れたんだろう。
購入からまだ9カ月、走行距離は約4,000㎞。車重や体重もろもろ合わせても計80㎏くらいと特別重くもないし、ちょっと予想外というか期待外れかも知れない。素人ながらに振れ取りはしていたし、定期的に掃除&各部チェックはしていたつもり…。普通に乗っててスポークが折れたのは初めてなので、話には聞いていたけど本当に折れるんだなと実感(笑)。
このWH-RS100については過去にレビューしていて、結構好印象だっただけに少々残念。
今回スポークが折れたのは偶々かもしれないけど、正直なところ個人的にはもう少し持って欲しかったなぁ…という感じだ。
2.その後の対応
幸いなことに、スポーク折れによる振れはブレーキキャリパーを広げれば一応走行可能な範囲。周りのスポークに折れたスポークを巻き付けて、そろ~り走って自走で帰宅した。
もちろん、スポークが折れた状態で走るのはホイールに良くない。他のスポークやリムにダメージが及ぶし、最悪他のスポークも折ったり、リムをダメにしてしまう可能性がある。今回は家までの距離が短かったので、歩道をゆっくり走って帰宅した。
折れたのはハブ側の根本付近で、ニップルは無事。
スポークが折れたら専門店で修理してもらうのが一般的かつ確実なんだけど、生憎僕はAmazonでホイールを買っているし、行きつけのお店なんてのもない。それに、そもそも僕は自分で出来る作業は自分でやってみたいし、この街乗りロードは作業の練習台でもあったりする。
ホイールを1から組むとかになると大変だけど、スポーク1本なら何とかなる(いちおうMTBのスポークは何度か折って修理もした)し、シマノ製品ならスモールパーツもネットで買える。せっかくなので今回も自分で修理することにした。
3.修理にかかった費用
修理の詳細はリンク先の記事をご覧いただくとして、「で、いくらで直ったの?」というのだけ簡単に。かかった費用は
・スポーク:379円+送料500円
・ニップル回し:1,045円
で合計1,924円。実のところニップル回しは普段のメンテナンスから使うので既に持っていて、追加的な出費は僕の場合スポーク代の879円のみだった。
修理の様子はこちらから。
素人整備ながら、とりあえず普通に使えるくらいには修理できた。何度か作業してみたけど、スポーク1本のみの交換なら一応なんとかはなるかな?という感じ。
ただし「お金を払いたくないという理由で自分で修理するのはお勧めしない」というのを、最後に付け加えておきたい。
専門店に依頼するといくらで修理してもらえるのかは知らないけど、何万円もすることはないだろうし振れ取り作業はそれなりに苦労もする。作業のクオリティ的にも労力的にも、専門店に依頼する方がおススメだ。僕は「自分で弄るのが好き・出来る作業は自分でやってみたい」というのが根本にあるから自分で弄るけど、時間と労力を考えたら専門店にお願いした方が普通にコスパがいいと思う。
おわり