『Tipsとは、助言、ヒント、秘訣、秘法、心付け、チップ(をやる)、内密の情報(を与える)、警告、暗示などの意味を持つ英単語。ーIT用語辞典』
日々のサイクリングの中で「あ、これ役立つかも」と思うことはいろいろあるけれど、ブログ的にイマイチな気がしてボツになっていたり…。この記事では、そんな皆さんの役に立つか分からない?ささいな小技や裏技をご紹介。
<目次> 1.ハンドルにクッション 2.ウィンドブラストパンツが便利 3.ペットボトルも使える 4.水(ml)=行動時間(h)×体重(kg)×5 5.セブンの黒糖わらびが美味しい 6.携帯ポンプにも注油する 7.油圧レバーはポジションが多い
1.ハンドルにクッション
昔ふと「ハンドルってなんで円形なんだろう?」と疑問が湧いた。ロングライドやグラベルで手が痛くなることはしばしばあるが、普通に考えて細くて丸いものに体重を預けてるのがおかしいよなぁと。
で、なんとか出来ないかとホームセンターでスポンジゴムやL字型のゴムを買ってきて、バーテープの中に巻いてみた。使い勝手はかなり良くて、去年組んだドロハンMTBのバーテープの下にも実は入っている。冬季北海道ライドでは活躍してくれた。
最近出てきた?シェイプマイグリップなんかと発想は似ていると思う。僕的には手のひらに当たる場所にもクッションが欲しいところ。。
2.超薄長ズボンが便利
紹介したいのはモンベルの超軽量長ズボン:ウィンドブラストパンツ。畳むとチューブくらいの大きさになる。
履くとこんな感じ。真っ黒なシャカシャカ生地のパンツ。
輪行の時やランドリーで洗濯の時、サイクルジャージそのままでは人目がはばかられるときなんかに大活躍。
連日のライドでは基本持って行っていて、使用頻度も高いが壊れることなく使えている。薄いので暑すぎず、野宿で肌寒いときに履いてもGood。前ポケットがあれば完璧かなぁ…という感じ。
しかも3,700円と安いし、ロングライド好きの方には結構おススメ。
3.ペットボトルの活用
サイクルボトルは走行中の補給が楽な反面、水が入っていないときは場所を取って邪魔だ。特にバイクパッキングの時は、貴重なフレーム内部のストレージを常に埋めてしまう。
無補給区間を走る時と、国道沿いを走る時で必要なボトルの本数が異なるから、携行するボトルは最低限にしたい。
僕はよくボトルの代わりにペットボトルを使っていて、軽いし容量に応じて小さくできて、必要がなくなったら捨てられる。しかも水以外のドリンクでも、べたつきも関係ないし帰宅後洗う必要もない。
フレームバックやジャージのバックポケットに入るので、ペットボトルだけでもフレームバック×2とポケット×3で2,750ml携帯可能。バックポケットのボトルを優先的に使えば背中の負担も少なくて済む。
おススメのボトルはサントリーの天然水で、潰しやすく、キャップをあまり回さなくても開けられるのが最高。
4.水(ml)=体重(kg)×Ⅹ×時間(h)
論理的根拠がある話じゃないが、持って行く水の量に迷ったらこの算定式で考える。
水(ml)=体重(㎏)×X×行動時間(h)
「X」の部分には、季節やコースの係数を代入する。「X=5」を基本に、ヒルクライムなら「+5」、真夏も「+5」、真冬は「-2」。
例えば体重65㎏の僕なら、
・真夏でヒルクライム1時間と平坦1時間
⇒(体重65㎏×15×行動1h)+(体重65㎏×10×行動1h)=1,625ml
・冬に平坦2時間
⇒ 体重65㎏×3×行動2h=390ml
という感じ。コースごとに1時間で消費する水を考えて、それに行動時間をかけて考えている。
登山の時この量を目安にしていて、サイクリングにも応用できるなと思った。あくまで無理のないロングライドペースでの消費量なので、トレーニング的にガシガシ走ったらもっと必要だと思う。
補給場所が限られるときに便利で、感覚による判断でのミスがなくなる。
5.セブンの黒糖わらび
コンビニ補給食はようかんが有名だが、飽きるしゴミがべたつくのがネック。夏場はとくに口の中がねっとりして嫌だったり。。
先日見つけたのがセブンの黒糖わらびで、つるっと食べられるし美味しい。味は人それぞれ好みだろうけど、僕は結構好き(笑)
ゴミも案外べたつかず、ようかんのゴミよりも扱いが楽なようにも思う。(全くベタつかない訳ではない)
1個100円で132㎉なので羊羹よりカロリーコスパは悪いけど、美味しいので気に入っている。
6.携帯ポンプにも注油する
長らく使っていると、携帯ポンプも動きが渋くなってくる。定期的にシャフトの部分に注油しておいた方がいい。
普段使うものじゃないから気づきにくいが、「なんかポンピングがきついな~」と思って試しに注油したら動きが圧倒的に軽くなった。ぜひ試してみてほしい。
たぶんオイルは何でもいいけど、べたつくものだと汚れるから避けたほうが無難だと思う。
7.油圧レバーのポジション
シフターの形状はメーカーや型番によって事なるけど、油圧レバーはオイルタンクの関係で「ツノ」が出ることが多い。
見た目的に嫌う人も居るけれど、ロングライドではツノを持つことでポジションを増やせて便利だと思う。
↑これが普通で、こうもできる↓
油圧ディスクなら軽くブレーキングできるから、こんな握りでもブレーキ・シフト共に操作可能。手の荷重場所を変えられるし、前傾を深くできる。
僕の使っているST-685は11sシフターとしてはかなり大きい方だと思うけど、そのおかげでいろんな握りが出来て楽だ。
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おわり