ツーリング記

九州ライド②-鳴き砂で昼寝し、野生のイルカを見る1日

朝起きて、シャワーを浴びた。多分ここから先、また1週間くらいはお風呂に入れなくなる。(笑)

 

天気は晴れ。気持ちいくらいの快晴だ!

準備はもう済ませてあるから、朝ご飯を食べ早速出発。とりあえず、博多から海沿いに長崎の平戸へ向かう。

 

ちょっと話は逸れるけど、「博多美人」なんて言葉があるのには納得した。

福岡市街地を抜けるなか、道行く人々を何気なく眺めていたんだけど、綺麗な人や可愛い子の割合がとても高いことに気づいた。全国いろいろな都市を走ってきたから自信を持って言えるけど、博多のレベルはかなり高い。(笑)

 

そんなことを考えているうちに、海沿いに到着。

何気なく海をのぞき込むと、その綺麗さに驚いた。色が薄い、水色に近い感じの青。めちゃくちゃ水が透き通っていて、本当に綺麗だった。

長崎までずっとこんな感じ

土地によって海や空の青が違うんだけど、この九州の青もまた綺麗な青だった。空はビビットな感じの青で、海は水色みたいな済んだ青。水深か海底の状態か、場所によって群青色の帯が入っていて、その模様がまた美しい。

こんな景色を見ながら走れるなんて最高だ!

途中、鳴き砂の表示がある砂浜があった。もうこれは行くしかない。場所はここ。

砂浜に降りてみてビックリ。本当に海が綺麗。

しかも穴場的スポットなのか、人が全然いない。この綺麗な砂浜を、僕が独り占め。最高だ。

別に疲れていたわけでもないけど、どうしても寝たかったのでお昼寝することに。鳴き砂に寝転がりながら、雲一つない青い空を眺める。繰り返す波の音と鳥の声…。

平和ってこういう事だよなぁと、しみじみ思ったりした。このライド中のお昼寝タイムが、僕の至福の時間の一つだ。

 

しばらく微睡んだあと、こうしちゃいられんと出発。行きたいところは沢山あるから、いつまでもダラダラしている訳にはいかない。

唐津では「虹の松原」を通過。数キロにわたり松林が続く道で、松の木陰が心地よい。こんなに長い松原は初めてだった。

 

唐津から平戸まで、再びひたすら海岸線を走る。もう景色が綺麗すぎて、何処が一番、ということがない。

そして僕は、これをなんと表現したらいいのか分からない。どこまでも続く”青”が、僕を包み込んだ。

この見たことのない海の青さがたまらない

正直、去年走ったしまなみ海道よりも綺麗だ。

そして平戸大橋を渡り、平戸島へ。

平戸大橋を渡る途中、ふと海面を見ていると何かの群れが飛び跳ねているのが見えた。最初なんだか分からなかったが、よく見るとそれはイルカの群れだった!

野生のイルカを見るのは初めてで、テンション上がりまくっていた。しかし遠すぎてiPhoneではうまく映らず…。残念。

 

平戸島に来た理由は、川内峠に行きたかったから。標高は大して高くはないが、お手軽に高原の様な景色を見られる。前評判通り、高原の雰囲気漂うお手軽峠だった。

長崎の島々があたりに点在していて、それがまた美しい。

軽いヒルクライムでこの景色が見られるのだから、かなりコスパがいい。(笑)

今日は景色が良すぎて、どう撮ってもそれっぽい写真になってしまう。(笑)

平戸からは少し来た道を戻り、佐世保市~西海市へと走っていった。距離も200kmを超えてきたところ。あたりも暗くなったので、丁度いいとみて西海市のはずれでテント泊。

ああ、今日は本当に景色が良かった。思っていたよりも九州は綺麗なのかもしれない。こんな景色を、もっと見たい。テントの中で微睡みながら、僕は九州一周をすることを決めた。さあ、明日は熊本入りだ…。

つづく

*2020/01/20:画像サイズの調整や、誤字脱字の修正を行いました。

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