雪道ライドを終えた僕は、少し調子に乗っていた。
ホイールより重いタイヤでテント泊をしながら、170km/日ペースで走ることが出来たからだ。
ータイヤを普段のに変えればもっと走れるはず…!
帰宅後1週間の空きがあったので、準備と片づけを考えて6日での予定を考えた。走るのは予備を入れて5日間。200km/日*5日=1000kmくらい行けるんじゃないか?
1000kmのルートをいろいろ考えていたら、ちょうどいいのを発見した。「横浜⇒名古屋⇒紀伊半島一周⇒大阪」だ。紀伊半島はいつか走れたらいいなと思っていたところ。よし、行き先決定。
天気予報によると、気温は7℃~20℃くらい。雪道ライドでは完全に登山装備で言ったけど、これはもう少し自転車寄りの装備でよさそうだ。
問題なのは就寝時の装備。基本はこのあいだの雪道ライドと同じでいいんだけど、気温が全然違うから、冬山用のシュラフはいらないだろう。それに、レインウエアが必要になるから、もっと軽くて小さいもので代用できないか試してみたかった。
結果、装備はこんな感じ
<基本>
・モンベル:ジオラインM.W. 上下
・ノーブランド:半袖サイクルジャージ 上下
・モンベル:メリノウールソックス
<レインウエア・防寒着>
・モンベル:フレネイパーカ
・モンベル:サイクルレインパンツ
<その他装備>
・SIDI:SPDシューズ
・パールイズミ:シューズカバー
・モンベル:ジオラインインナーグローブ
・レッケル:グローブ
・MEGABAS:ネックウォーマー
・カステリ:サイクルキャップ
⇒合計:トップス2枚、ボトムス2枚、グローブ2枚、シューズ3枚
インナーは冬用、外側は夏用という不思議な組み合わせだが、割とこの着まわし方も使い勝手がいい。腕や脚がインナー一枚になるから、厚手のインナーでも暑過ぎないし汗の乾きも早い。
本来なら春夏秋冬専用のウエアがほしいけど、そのお金はないので夏用+冬用=春秋用という感じで使っている。(笑)
今回の装備で何ら問題なかったが、グローブやネックウォーマーやはり必須だと感じた。日中は暑くてとても着用出来ないが、夜間は急に冷え込むためないとまともに走れない。就寝時の防寒にも一躍買ってくれるので、ケチらず持っていくのが吉。
野宿装備は冬用シュラフを除いて、ダウンジャケットを追加した構成。
・モンベル:U.L.ドームシェルター1型(740g)
↑リンク先はアウトレットになってました
・モンベル:グランドシート(150g)
・モンベル:アルパインダウンジャケット(414g)
・モンベル:アルパインパンツ(460g)
・モンベル:ゴアテックスシュラフカバー(202g)
・sea to summit :ウルトラライトマット(355g)
今回の就寝場所も、主に道の駅。
寒さにちょっと不安があるけれど、登山用のダウンの暖かさに賭けてこの装備にした。足元にはハードシェル。ゴアテックスだから、これはレインウエア替わりでもある。
重量をくらべてみると、今回が2321g。結局前回より176gしか削れなかった。しかし、寝るとき以外使えないシュラフよりも、用途が広い防寒着を持つことのメリットがあるとみて良しとしよう。
使用した結果は、就寝時の寒さについては問題なかった。しかし、大降りの雨の中を走ってウエアが濡れた場合、服を乾かさない限り寝られないという盲点があった。基本的にはコインランドリーを利用すればよいはずなのだが、運悪くちょうどコインランドリーがない区間で雨にあってしまい、走行を断念した場面があった。
そういう事を考えると、多少オーバースペックでも暖かい就寝具を持っていると安心だ。
・バイク:Specialized roubaix sl4 comp disc
・ブラックバーン : サドルバッグ(11L)
・ブラックバーン : フレームバックM(5.8L)
・モンベル : ハンドルバーバック(4.5L)
・モンベル : トップチューブバッグ
・ブラックバーン : マルチケージ
バイクや取り付けているバックは前回と同じ。前回同様、とても使い勝手が良く、最後までライドを助けてくれた。
日中は気温が高く、グローブやネックウォーマーを外している時間が長かったので、それらをフロントバックやサドルバックに収納。そのスペース確保のため、シュラフを除いた分余裕が生まれたサドルバックに荷物を移した。それでも前回よりもコンパクトになり、ライドの快適性が増した。
取り付けはこんな感じ。
因みにボトルは家に忘れてきてしまったのでフレームバックを拡張し、中に500mlのペットボトルを1本入れて走った。ブラックバーンのフレームバックはジッパーで拡張できるので、こういう時に役に立つ。(笑)
ライト系や小物に関しては前回と全く同じなので、省略することにする。
確認したい方はこちら
という訳で、装備がそろい、ルートも決まった。あとは出発をするのみだ!
つづく
[…] 天気予報を見る限り、気温は8℃~23℃といったところ。冬用のシュラフはいらないな…。本当は夏用シュラフを使いたいんだけど、持っていないから断念。結局、前回の紀伊半島一周の装備とほぼ同じで行くことにした。 […]