装備レビュー

【インプレ・レビュー】OGK Kabuto 121PHが調光なのにミラーレンズで凄い

周囲の紫外線量によって自動で色が変わる『調光サングラス』。僕はロードバイクで長らく愛用しているが、2年ほどでレンズの寿命がきてしまう。

ちょうど買い替え時が来た折、良さそうなアイウェアがOGK Kabutoから発売されていたので、思い切って新調することに。それが今回の記事でご紹介する『121PH(Photochromic)』だ。

<目次>
1.121PHのスペック
2.各部詳細
3.色の変わり方がヤバい
4.かけ心地について
5.まとめ

1.121PHのスペック

121シリーズは、ヘルメットで有名な国内メーカー『OGK Kabuto』が手掛けるロードバイク用アイウェア。発売は2019年で、比較的最近の製品だ。

2020年現在のOGK Kabutoのアイウェアラインナップは、グレードの高い順に「301」「121」「101」「Binato」となっている。この『121PH』は、セカンドグレードに当たる121シリーズの調光レンズモデルである。

 

スペック

・可視光透過率:84~21%

・重量

・カラー:ブラック、グレー、ホワイト、レッド、ブルー

その他:ミラー加工、可変ノーズパッド

・定価:20,000円+税

OGK Kabutoの公式ページはこちら

Amazonはこちら

 

公式HPにもサラッとしか書かれていないんだけど、タイトルの通り『ミラー加工がされている調光レンズ』というのが新しい。今までの調光レンズと言えば、紫外線でグレーや黒に変化するものだけだった。それが、ミラー加工によりあのギラギラ系の変化にも対応している?と気になっていたわけだ。そして、実際に色の変化の仕方が凄かった。

 

2.各部詳細

続いては、各部を詳しく見ていこう。

外箱はこんな感じ。そして付属品はコレ(↓)

いつものOGK Kabutoのソフトケース、レンズ拭き、説明書2枚

実は以前に他のOGK Kabuto製品で、不良品かも?という時に超親切に対応(実際は僕の使い方が悪かっただけで、不良品ではなかった)をして頂いたことがあり、OGK kabutoは本当に良いブランドだなあと思っていたり。

本体はこんな感じ。Photochromic(=調光)モデルなので、紫外線の無い屋内では普通に透明。この状態で可視光透過率は84%。同シリーズ121の普通のクリアレンズが90%なので、若干暗いがほぼ同じ。ナイトライドでも普通に使える。

ミラー加工がしてあるので、クリアな状態でも若干反射する感じがある。

(↑)反射の感じは背景が黒い方がわかりやすいだろうか……?

レンズの形も最近ありがちな大きいサイズの一眼で、上下ともにフレームレス。視界が凄く広い。

側面のデザインはこんな感じ。白黒マーブルの部分が割と攻めてる感じ?個人的には嫌いじゃない。他のカラーは「Kabuto」の刻印部分の黒が他の色になっているみたい。

ノーズパッドは2段階で高さを調節可能。(↑)で左が低く、右が高い状態。

クリック感があり、手で簡単に高さを変えられる。ノーズパッド自体は硬めのゴムの感触。

フレームはワンタッチで着脱出来るのも特徴。

(↑)の画像の真ん中にあるボタンを押しながらレンズの着脱が出来る。

あっさりと簡単に取れる。僕は調光だからレンズ交換はまずやらないけど、通常モデルの121で屋外でレンズ交換をするときも良さそう。

ノーズパッドはぐるっと横に回して取り外す。取り付けの際はそのまま真っ直ぐにはめ込めばOK。脱着ともに特別なコツなどはなく、普通に取れると思う。

レンズ交換が容易と言うのも、121シリーズの特徴だろう。以前使っていたBinatoはちょっとコツが必要だったけど、これなら楽ちんだ。

 

3.色の変わり方がヤバい

で、実際に屋外で使用してみて衝撃だったのが、『ミラー加工調光レンズ』の凄さ。

(↑)調光サングラスを使うのはこれが2代目で、初代は同じくOGK KabutoのBinato-X PHだった。これも気に入って使っていたものの、色の変化は普通にグレー~黒。レーシーなミラーレンズの見た目にはほど遠い。

 

それが、121PHはこれである。

実のところ、121の調光モデルの情報はネット上にほぼ無く、どんな風に色が変化するのか分からずに購入していた。

初使用は深夜~昼のロングライドで、日の出後にサングラスを外してびっくり……。そこにはイメージしていた調光サングラスは無く、ミラーレンズがあった。

「あれ?俺付けてきたのって調光レンズだったよね??」と自分を疑ってしまったほどだ。

 

この記事で「調光サングラスのデメリットの1つは、ミラーレンズの見た目が得られないことだ」と書いた。が、もはやそうではないらしい。

下の画像をご覧いただければ分かると思うけど、晴れていれば調光レンズっぽさはないし、目元も殆ど見えない。(紫外線量によって自動的に変化するので、完全なミラーのこともあれば意外と透けていることもある)

もちろん、調光なので「自分の思い通りに色を変える」という事は出来ない。例えば写真を撮りたいから今だけ完全なミラーがいいとか、画面操作の為に今はクリアになって欲しいとか。(笑)

ただ裏を返せば、自動的にちょうどいい明るさに調整してくれるメリットでもある。昼夜や晴れ~曇り等の明るさの変化があっても、常に一定で見やすい視界を保ってくれるのだ。いい意味でサングラスをかけていることを忘れるし、日中からナイトライドまでこれ1本でOK。

片側を隠して日向に置いておくとこんな感じ。うん、凄い。

 

4.かけ心地について

かけ心地については個人との相性がものをいうからどれだけ参考になるか分からないけど、僕の場合は「まあまあ良い」という感じ。

ノーズパッドの高さが調整できるのと、フレームが柔らかく軽いお陰でそれなりにフィットするし邪魔に感じることもない。1日15時間以上ほぼかけっぱなしで使ったりもしているけど、どこかが当たって痛いこともないし、かけている事を忘れるくらいだ。

以前使っていたOGKのBinato-Xよりもフレームが柔らかいのか、フィット感はふわっとして軽く感じる。それでもズレたりはしないし、程よくていい感じ。ノーズパッドの位置はもう少しずらしたいところで、やはり交換式でいろいろな形が選べたら良いのになぁと思うところ。

いちおうOGKは「アジアンフィット」的な設計を掲げていて、ヘルメットもサングラスもアジア人の頭の形に合うように設計されている。ただそれは一般的に合いやすいというだけの話で、ヘルメットを被った感じだと僕の頭は特別「アジア人らしい形」ではないらしく、個人的には恩恵を受けているとは思えない。

誤解を避けるために繰り返すと、決してかけ心地が悪いという事はなく、むしろ良いと思って使っている。OGKの設計の頭型が合うという方の意見をたくさん見かけるので、きっと多くの方は僕よりももっと良い評価になるはずだ。

フィット感についてはシューズやウェアと同じように個人との相性次第なので、どうしても気になる方はお近くの販売店での試着をおススメする。

因みに、レンズが大きいことのメリットはかなり感じた。

今まで使っていたBinatoーX PHとの比較では、これだけサイズが違う。特に目の真ん中上側が広いのが良くて、前傾姿勢を深くしても視界が保たれる。また、Binato-Xではちょと邪魔だったフレームがないのも快適。

この東京盛岡24時間チャレンジでも使用していて、21時間半の走行時間の大部分をDHバーを使ったけど、前が見やすくてストレスフリーな使用感だった。

前のBinato-Xだとちょっとフレームが邪魔になって面倒なので、買ってよかったと実感。

 

5.まとめ

OGK Kabutoの121PHは、機能性・価格ともに優れたミラー加工の調光サングラスだ。最近のトレンドなルックスにミラー加工が追加され、もはや調光サングラスにありがちな野暮ったさはない。しかもオークリーや100%などの他社にくらべて安い(調光モデルは通常モデルよりも高い)。

調光サングラスに興味はあっても、見た目から敬遠していた方、試してみてはいかがだろうか?

おわり

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