装備レビュー

【インプレ】シュワルベ ONE 25c(クリンチャー)を購入!転がり・乗り心地・耐久性など

ロードバイクの走行性能を大きく左右するパーツ「タイヤ」。様々なブランドやグレードのタイヤが売られているが、その性能や性格もまた多様だ。

今回は、Schwalbe(シュワルベ)のハイエンドクリンチャータイヤ「ONE(ワン)」の25cを購入してみたので、インプレをしていきたい。

<目次>
0.はじめに
1.Schwalbe ONEのスペック
2.インプレ
2-1.転がり
2-2.乗り心地
2-3.グリップ
2-4.耐パンク性
2-5.寿命
3.ちょっと一言
4.まとめ

0.はじめに

・インプレ=個人の主観的感想です

当然のことではあるけど、インプレとは「impression=感想・所感」の略。つまり、主観的な感覚に依存した情報でしかない。僕が感じたことを素直に書いているからこそ、誰もが同じことを感じるとは限らないし、表現の仕方が同じになるかも分からない。

単純な転がり抵抗やタイヤの重量、耐貫通パンク性などは、Bicycle Rolling Resistanceというサイトに実験データがまとまっている。客観的なデータはこそちらのサイトにお願いするとして、ここでは一個人の意見を重視して書いていきたい。

・乗り手について

そのインプレをしている僕が誰でどんな走りをしてるのか?についても簡単に。僕はもっぱらロングライドで、一人でブルべをしているようなライドをすることが多い。たいていは体重+車重が80㎏前後。400㎞/4,000mを20時間前後で走れる程度の脚力。

 

1.Schwalbe ONEのスペック

まずはシュワルベONEの簡単なスペックから。

 

スペック

・重量:245g(25c)

・カラー:ブラック、クラシック、ブルー、レッド、ホワイト

・価格:実売4,000~7,000円

シュワルベ公式サイトはこちら

 

「ONE」はかつてシュワルベのトップグレードだったが、現在は「Pro ONE」が登場し、セカンドグレード的な位置づけになっている。それに伴い価格も下がったが、タイヤ自体の性能に変化があったのかは不明……。

僕が購入したのは「Pro ONE」がまだ発表される前だからトップグレードの新色だと思っていたけど、購入してすぐに「Pro ONE」が登場したので、ひょっとするとセカンドグレードとしての商品(現行の「ONE」)だったのかも知れない?

使用バイクは街乗りメインのBrand-X。全く同じ構成でヴィットリアCorsaやRubino、コンチネンタルGP4000SⅡも使っているので、そのあたりと比較してのインプレをしていきたい。

取り付けやすさは普通。タイヤには回転方向の指定があるので、その点には要注意だ。

 

2.インプレ

では早速インプレを。転がり、乗り心地、グリップ、耐パンク性、グリップ、の5つの項目に分けてご紹介していきたい。

2-1.転がり

シュワルベの中でも高級な部類のレーシングタイヤだけあって、抵抗感が少なく気持ちよい転がり。他社のハイエンドタイヤに引けをとらない感触だ。乗り味は違うんだけど、純粋な転がりでいえばGP4000SⅡと同じだと思う。

加速感も十分。コンチネンタルGP4000SⅡみたいなキレは感じないものの、踏めばちゃんと掛かって進んでくれる。

ヒルクライムも普通に良い。特別軽いとか進むという感じはしないけど、満足できる転がり感がある。

 

2-2.乗り心地

振動吸収性もそれなりにあって、加速感とのバランスを考えても乗り心地は良い方だと思う。

衝撃の角を取ってくれる様な乗り味で、路面の凹凸は感じるものの幾分マイルドにしてくれる優しさがある。

とはいえ、以前から「ONEは乗り心地がいい」と聞いていたのを踏まえると、そこまで突出した乗り心地の良さは感じなかった。ロードバイクツーリングにおいて必要十分な快適性は兼ね備えているけど、それ以上ではないかなぁ……といったところ。特にフロントタイヤの振動はもう少し抑えられた方が僕の好み。

 

2-3.グリップ

グリップ感も十分あり、峠のヘアピンコーナーでも不安は全くない。

バイクを倒した時のイメージは、タイヤの曲面は保ったまま、点…というか短い線で地面を捉えている感じ。ビットリアよりコンチネンタルに近いグリップ感というか。

雨や雪の中もそれなりに走ったけど、コンディションが悪くともグリップは悪くない。

不思議な話だけど、小雨で路面がしっとり濡れている状態のときは、グリップの安心感や転がりも含めてこのシュワルベONEが一番しっくりきた。ドライ~軽いウェットまで、幅広く対応してくれる万能タイヤだ。

 

2-4.耐パンク性

3,000㎞少々走った中で、通常のパンクはゼロ。転がりの良いタイヤの中では耐パンク性も高いといえるだろう。

ただ、(↑)よりも荒れたグラベルにハイスピードで突っ込んでいたら、タイヤを貫通するサイドカットをしてしまった。レース用ロードタイヤの想定する路面でないから当たり前ではあるものの、林道や酷道で使うにはやや心もとないかも知れない。

余談だが、サイドカットしたタイヤも(↓)の様に修理することで十分使い続けることが出来た。参考までにどうぞ。

 

2-5.寿命

巷では高寿命と言われるONEだが、僕の環境では3,000㎞ちょっとで(↓)の画像のように寿命を迎えてしまった。

ある朝見たらトレッド面が完全に裂けてしまっていて、とても乗ることは出来ない状態……。耐久性も期待していただけに、これはちょっとがっかりだった。

裂けていない方のトレッド面はこんな感じ。(↓)

若干台形になりつつあるけど、すり減り具合はまだ走れる。表面のひび割れが少し気になるところだろうか。

結局、その後は数百㎞で他のタイヤに変えてしまったので寿命ギリギリが何㎞かは分からないけれど、すり減りのスピードからして常識的な範囲で使うなら5,000㎞前後かな……という感じ。

Twitterでもいろいろ情報を頂いて、8,000㎞使ったという方もいた。使用状況によって寿命は大きく変わるので一概には言えないが、どちらかと言うと僕は短命な方らしく、ひび割れも含めていわゆる「ハズレ」だったのかも知れない。

 

3.ちょっと一言

シュワルベONEは性能を発揮できるシーンが幅広く、様々なライドに対応してくれる使い勝手のいいタイヤだと感じた。ツーリングやロングライド系の方々の間でも人気があるタイヤで、使ってみてその理由が分かった気がする。

言うなれば、全てのステータスが平均的に高い「バランスの良い優等生タイプ」だ。逆に言うなら、個性が無くて面白みに欠けるかも知れない。

先日ライドをご一緒したりっけいさんもシュワルベONEの愛用者で、こだわりのセッティングが「フロント:Corsa、リア:ONE」だった。僕もこの構成には凄く共感できる部分があって、フロントのグリップと振動吸収性、リアの適度なかかり感と乗り心地が合わさった最高のツーリング仕様だと思う。

 

4.まとめ

転がり、乗り心地、グリップ、耐パンク性と、ロードバイク用タイヤに求められる性能を全て高いレベルで満たすシュワルベONEは、万人におススメできる良いタイヤだ。

スピードを求める方にも良いだろうし、ロングライドやツーリングメインの方にも合うだろう。前後を他のタイヤと組み合わせて使っても、邪魔せず性能を引き出してくれる「優等生タイプ」

総合的な満足度は79/100点。トレッドが裂けてしまったので-1点にした。

おわり

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