装備レビュー

シマノのXTRペダル(PD-M9100)を購入レビュー!軽量な両面キャッチSPD

ロードバイクやMTBなどでは、ペダルとシューズを固定するビンディングシステムが用いられる。

シマノには2種類のシステムがあって、主にMTBなどのオフロードで用いられる「SPD」と、ロードバイク用の「SPD-SL」。僕はツーリングがメインなので、「SPD」の方を使っている。

今回初めてシマノの最高グレード:XTRのペダル(PD-M9100)を購入してみたので、簡単に購入レビューをしてみたい。

<目次>
1.購入
2.スペック
3.各部詳細
4.使用感

1.購入

導入でも書いた通り、僕はロードバイクに乗るのがメインだが、主な用途がロングライドなのでSPD-SLではなくSPDを使っている。シューズの歩きやすさを優先させているのと、最近はグラベル系ライドも増えてきたためだ。グラベルロードに使うならSPD-SLよりもSPDだろう。

今まで使っていたのがPD-A520というシマノのロード用片面SPDペダルと、PD-M515というMTB用の両面SPDペダル。

PD-A520の方はSPDペダルのわりに軽量だったものの、片面キャッチなので信号待ちなどでクリートをはめ直す際にもたつくことがあった。疲れてくるライド後半や雨天時に顕著で、それがストレスになっていたり。PD-M515の方はというと、両面キャッチなので使い勝手が良い反面、重量がかなりあってロードバイク的に微妙…。

SPDペダルは軽量さでいえばPD-ES600という方面キャッチモデルが279gと群を抜いて軽量だが、残念ながら片面なので雨天やロングライドの後半での煩わしさは残ってしまう。僕は使い勝手的に両面キャッチが欲しい。

そこでいろいろ調べた結果、選ばれたのがXTR:PD-M9100という訳だ。

 

2.スペック

カタログスペックをメインに、まとめるとこんな感じ。

 

スペック
シマノHPより引用

・軸長:55㎜(ノーマル。3㎜短いショートタイプ:PD-M9100-Sもあり)

・重量:310g(ショート、左右セット)、314g(ノーマル:左右セット)

・スタックハイト:8.1㎜(「東京大阪キャノンボール計画」さん調べ)

・価格:実売13,000~18,000円ほど

シマノ公式サイトはこちら

(左)ショート、(右)ノーマル

 

シマノの両面キャッチSPDペダルのスペックを比較すると、XTRのPD-M9100が圧倒的に軽い。次いで軽量なのはXTのPD-M8100だが、それでも342gと大きな開きがある。以下のグレードはPD-M540(352g)、PD-M520(380g)となる。

PD-M9100の特徴は、軸長にノーマルタイプと3㎜短いショートタイプ(PD-M9100-S)があること。上に記載した55㎜というのは、クランクの取り付け面(ねじ切りの外側端)から、踏み面の中央(XTRというロゴの「T」の字の真ん中)までを実測してみた。

スタックハイトはペダル軸~踏み面までの距離のことで、低いほどダイレクト感のある踏み心地がする。PD-M9100はかなり低い方。この値はいつも参考にさせて頂いているブログ「東京大阪キャノンボール計画」さんより。他のSPDペダルのスタックハイトや軸長などの情報も豊富なので、気になる方は是非ご覧いただきたい。

 

3.各部詳細

購入時の写真をメインにご紹介。僕が購入したのはノーマルアクスルの方。

初めてシマノの最高グレードのパーツを買ったので、ちょっとウキウキで開封してみた。

外箱はこんな感じ。いつものシマノの青と銀の箱とは違って、高級感のある外見。

中身はペダル本体、クリート&スペーサー、説明書。クリートは他のSPDペダルと同じくシングルリリースタイプのSM-SH51よりリリースしやすいマルチリリースタイプのSM-SH56というクリートも別売されているが、普通にシングルリリースで事足りると思う。

特徴的なのは厚さ1㎜のスペーサー(上の画像の袋に入った銀色のやつ)。シューズによってはペダルの軸部分と干渉してしまうこともあるらしく、その時はクリートにスペーサーを噛ませて使うみたい。

重量は左右セットで313g。カタログスペックでは314gなので左右で1g軽い。自転車用品だとカタログスペックよりも実測が重いことが多いけど、ピッタリ~むしろ軽く仕上げているところが流石シマノ。

刻印は「XTR」の裏が「PD-M9100」。

その横の銀色の部分が特徴的な様で、ここがシューズに当たるかも?とのこと。若干ラウンド形状になっている。

前モデルのPD-M9000は側面にも「XTR」の刻印があったみたいだけど、こちらは無地。

取り付けは8㎜のアーレンキー。安価なモデルはペダルレンチを使えるものが多いけど、XTRはアーレンキータイプみたい。

早速取り付け。うん、カッコいい!!

ビンディングの固定力は他のSPDペダルと同様に2.5㎜アーレンキーで調節可能。僕は真ん中~ちょっときつめで使っている。

 

4.使用感

まだあまり走っていないけど、300㎞程つかってみた感想を。使用バイクはスペシャライズドのルーベ、シューズはシマノのグラベルレース用RX8(SH-RX800)。

XTRのペダルは初めてなので歴代との比較云々は出来ないけど、使用感はとても良かった。低いハイトと高い剛性でカチッと感があるし、重量も全然気にならない。

実は以前のペダル(PD-A520)はシューズ(SH-RX800)との相性が良くなかったんだけど、その点もバッチリ。違和感がなく、ストレスフリーな走りが出来た。

狙い通り両面キャッチはロングライドでも使い勝手が良く、ウェットなときにキャッチをミスして「ズリッ」となることもない。

「より速くなるアップグレード」というよりも、『使っていることを忘れるくらい快適になる』というパーツ交換だった。走りに集中できて、ロングライドで効いてくる小さな疲労やストレスがゼロに。

数字では示しにくいメリットばかりなんだけど、個人的には大満足なペダル交換となった。

おわり

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