ツーリング記

ロードバイク でグラベル探検!松島海岸ライド

昨日は仙台〜石巻〜牡鹿半島をのんびりライドした。今日は松島の今まで走っていなかった道を探検することに。

意外にも松島には楽しい場所がいくつかあって、また行きたいとも思える所だった。

〈目次〉
1. グラベル探検
2. 牡蠣小屋で牡蠣食べ放題!
3. 夕日に照らされる松島

1. グラベル探検

旅館を出発し、まずは松島のグラベルを探検。正確に言うと元々グラベルとして存在する道じゃなく、震災の津波でグラベルとなってしまった道が多い印象だった。

昨晩Googleマップで目星をつけていた場所を、順繰りに回っていく。

いい道

バイクはいつものカーボンロードだし、タイヤもVittoria Corsa 25c。全くもってグラベル仕様でも何でもないけど、ガレていなければ意外と走れてしまうものだ。笑(カーボンロードといっても旧Roubaixだから、ピュアレーサーともちょっと違うけど…)

グラベルは砂利の飛び石でフレームを痛めるのが怖いけど、ダウンチューブ下にツール缶を装備しているとこれがフレームガードの役目も果たしてくれる。

このくらいは余裕

天気が良いのもあって、めちゃくちゃ楽しい。一本一本はかなり短いけど、所謂林道=山の中のグラベルとはまた違った開放感があって良い。

松島独特の地形が醸し出す雰囲気。波や潮風に削られた岩々の中をロードバイクで走るなんて不思議な感覚…。

凄い造形

普通宮城の海岸沿いはこんなにオープンな雰囲気じゃなくて、防砂林の松林があるはずだった。それが震災で無くなったから、僕にとっては更に異世界感が増していた。

楽しい走りを独り占め

最近オフロードが楽しすぎるんだけど、その理由がなんとなくわかってきた気がする。オンロードは当然走りやすいんだけど、他の車や人の影響を受けやすくって、そのストレスからはなかなか離れられない。自由な様で不自由な道…。

それがオフロードは自由が簡単に手に入る。そして気を使わなくて良いから、蛇行したり攻めてみたり、いろいろ楽しい“自転車遊び”が楽しめる。ソロロングライドが好き系の人は、これ絶対ハマると思う。笑

 

 

2. 牡蠣小屋で牡蠣食べ放題!

お昼ご飯は、かねてから狙っていた牡蠣小屋の食べ放題へ。僕は魚介類が結構好きで、牡蠣も好物の一つ。それが食べ放題なんて最高じゃないか!

牡蠣小屋は松島〜石巻にかけていくつかあるけど、観光地になっている駅の近く等は「1時間待ちが当たり前」くらいになる。

そんなの絶対に嫌なので、僕はちょっと遠い場所に行ってきた。待ち時間ゼロなのに価格も安く時間も長い、2,000円で60分焼き牡蠣食べ放題!

好きなだけ食べれる

至ってシンプルなシステムで、目の前の大きな鉄板の上で生牡蠣を好きなだけ焼き、好きなだけ食べるというもの。焼き方や開け方を教えてもらえるし、ちゃんと焼けてるからチェックもしてくれるから安心だ。

記念すべき1個目…頂きます!

美味しそう…!

うん、ちゃんと美味しい!

牡蠣って全国的には広島が有名だけど、松島も立派な牡蠣の産地。そして、広島の牡蠣と違って松島の牡蠣は小さくて身が締まっている。クリーミーな広島に対して、松島の牡蠣は磯の香りが強い。僕の好みは圧倒的に松島。笑

殻入れの大きな缶

そんな牡蠣だけを食べ続けたことなんてないから、果たして自分が何個食べられるのか楽しみだった。

他の料理などは特に無いので、ただひたすら目の前に積み上がる牡蠣の山を焼き、こじ開け、食べる。

缶の7分目くらいまでいった

美味しくなかったらすぐに嫌になるんだろうけど、美味しいので問題なし。最初の20個までは数えたけど、30個くらいからよく分からなくなって数えるのをやめた。笑

ラスト10個くらいがキツかったけど、最終的には60〜70個くらいは食べたはず。もう、超お腹いっぱい

これで2000円という破格…ご馳走様でした!!

 

3. 夕日に照らされる松島

牡蠣小屋を後にしてからは、家の方向に向かってのんびり海岸線を走る。奥松島〜松島の海岸線は車も少なくて、景色を楽しむことができた。

綺麗。

紐傾いてきた頃、松島の繁華街を通過。この先も45号線は交通量が多くかなり走りにくい道なので、脇にある小道を走った。

その小道の途中、海岸の崖の方に伸びる踏み跡が。何があるのかな〜と見てたら、カメラを持った青年が凄く嬉しそうな顔をして出てきた。「あ、これは良い景色なんだろうな」と確信して、バイクを担いで突入。

す、すごい!

なんだここはと思って先に進むと、急に視界が開けて凄い景色が待っていた…!!

こ、これはやばい。走りたいけど僕のテクニックだと落ちる気しかしない。(大人しく歩いて渡りました)

おっかない(笑)

ここから見る松島は道路や町から隔離させれいるせいか、景色を独り占めしている気分になれた。

今日は風も弱く、とても静かな夕暮れ時。西の空が赤く染まっていき、日が沈んでいくのを愛車とただ眺めていた。ああ、なんて贅沢な時間の使い方だろう….。

僕と愛車だけ

ずっとこの時が続けばいいのになんて思ったが、すぐに日は落ち辺りは真っ暗になってしまう。

「僕はこの景色を、死ぬまでにあと何回見れるのかなぁ」なんて、ふと思ったりする。僕の寿命は良くてもあと20,000日そこそこ。僕はあと何回自転車に乗れて、あと何回この贅沢な時を過ごせるのだろう。

いい眺め

日が岩陰に隠れるのを見届けて、この隠れ家を後にした。

家までは約40km。交通量が多いので事故に気をつけながら、サクサク走って帰宅し今日のライドは終了。また来たい場所が増えてしまった。

おわり

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