ツーリング記

いざ北の大地へ!三笠の豪雪に圧倒されるー冬北海道①

夏に北海道一周をしたときに、ふと思いついたこと。『冬にここを走ったら、もっと気持ちいいんじゃないか…?』

その思いを実現させるべく、自分なりに冬までで準備を進めた。そして、2018年12月27日。いよいよ冬季北海道ツーリングが始まった。

初日は苫小牧フェリーターミナルから三笠へ行けるところまで。フェリーは昼に到着するので、約半日のライドだ。

<目次>
1.フェリーで苫小牧港へ
2.はじめは退屈な舗装路
3.岩三沢から突然の雪
4.三笠で就寝・計画の見直し

1.フェリーで苫小牧港へ

まずは北海道へ太平洋フェリーで移動する。年末という事もあって客室は満席で、フェリー内もにぎわっていた。

かなり窮屈

本当は体力を完璧にしておくために個室が良かったんだけど、お金がないので一番安い雑魚寝の大部屋。

まあ予想はしてたものの、何処かのおっさんのいびきが煩くてよく寝られない…。

海は荒れていた

それでも僕は、上機嫌だった。

GPSが示す現在位置が、だんだんと北海道に近づくのを見るたびに、これから始まる冬季北海道ツーリングが楽しみでならなかった。そんな僕が、我ながら可笑しくて笑ってしまった。

苫小牧港にて

苫小牧港に到着したのは11:00。予定時刻ピッタリだ。

船内放送を聞いてデッキに移動し、パッキングの後フェリーから北の大地に降り立った。毎度そうだけど、フェリーから出るこの瞬間って、ものすごくワクワクする。いよいよ冬季北海道ツーリングの始まりだ!!!

 

2.はじめは退屈な舗装路

テンション爆上げでスタートを切ったものの、苫小牧の道路に雪はなかった。歩道にかろうじて雪が残っているくらい(笑)

もちろんスパイクタイヤを履いているので、そのピンがアスファルトに当たる音がうるさい。ピンが削れるのも頂けないし、アスファルトも傷つけてしまっているので申し訳ない。ごめんなさい。

夏にもお世話になったセイコーマート

普通のオンロードだと、平地は25km/h前後の巡行だった。やはりロードバイクとは違ってスピードが出ない。バイク自体の重さもそうだけど、太いスパイクタイヤの走行抵抗が凄い。

気温はマイナス5℃。天気こそ曇っているけど、風も殆ど無いので穏やかだ。もっと寒くて厳しい状況を想定しているので、ちょっと暑いくらいである。

陰影が綺麗

道端の畑などの雪はそのままになっていて、雪国に来たんだという実感が少しずつ湧いてくる。

一瞬の晴れ間がその雪面を照らし、真っ白な雪に陰影を刻んでいく。ああ、やっぱり雪は美しい。

川は半分凍っていた

時たま現れる雪景色に見とれながら、単調にバイクを進める。

今日は絶対的な目標点がある訳でないが、行けるなら80~90㎞地点の三笠市まで行っておきたいところ。走り出したのがお昼なうえ16:00には暗くなるので、あまりのんびりもしていられない。

夕日が綺麗

もっと手前でも泊まれるように計画していたけど、車の通る道には全く雪がない状態が続いたため、予想以上に良いペースで走ることが出来た。そして、あっという間に岩三沢市に。

 

3.岩三沢から突然の雪

岩見沢市に入ったところから、雲が厚くなり雪が降り始めた。

その頃と同じくして、路面にも雪(氷)が。その数分の間に、一気に雪景色になり驚く。さっきまでのアスファルトは見る影もない。

バイクにも雪が被る

雪が降ってきた時、様々な事をチェックした。まずは降雪時の視界確保と路面の幅。冬の北海道をどれだけあ安全に走れるかを決める重要な要素かつ最も僕が恐れている事でもあった。

真っ白の路肩を走行

視界は走行に問題ない位は確保できるものの、晴天時とは比べものにならないくらい悪い。そして、住宅街は雪壁によりかなり道幅が細くなっていた。交通量の多い場所では、走行はかなりの迷惑になってしまいそうだ。

雪はすぐに積もる

程なくして三笠市街に到着。

その頃には既に路面に雪が数センチ積もっていた。リアが軽いので、荷重に注意し加速しないと後輪が空転してしまう。スピードが出せない。

その上雪はまだまだ容赦なく積もってくる。これはダメだ。走れない。

 

4.三笠で就寝・計画の見直し

道の駅三笠で、同じく宗谷岬を目指すライダーの方にお会いした。まさかのリカンベントで世界一周した方らしい。テント設営後晩酌をご一緒したかったが、内心僕は計画を大幅に切り替えることを考えていたのでそれどころではなかった。

「旅」なら輪行に切り替えても朝まで飲んでいたところだけど、僕がしてるのは旅じゃなく「ツーリング」であって、走る方が大事なのだ。(「ブルベに近い」といえば、ランドヌールの方には伝わりやすいだろうか。)

バイクが埋まる

計画について考えていたのは、今後の積雪量と走行可能距離についてだ。

雨なら「○mm/h」という数値を見れば予測がつくが、それが雪だと果たして1時間に何cm積もるのかいまいちピンと来ない。しかしその積雪量によって、走行抵抗=出さなくてはならない出力が、大きく変わるのだ。

「読めない」というのはすごく怖いことで、的確な判断ができなくなる。もちろんビバークや輪行覚悟で突っ込んでもいいけど、それはリスクが高いし嫌だ。

アメダスはこんな感じ

現在の降雨量換算のデータやアメダスの積雪量?をにらめっこして、いろいろ考えた。

そして決めたのは、翌朝早くに出発し、制限時間までに既定の場所まで到達できたらそのまま進み、もし進めなかったら確実に走り切れる計画に変更すること。

雪に埋まってる笑

そんなことを考えている間にも、シェルターにはしんしんと雪は積もっていた。壁が圧迫されてしまい、シェルターが狭くなっている…。通気口がふさがれると窒息するので、シェルターが雪に埋まらないように気を付けながら定期的に夜に目を覚ました。

さあ、これからの冬季北海道ツーリング、どうなることやら…。笑

 

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