ツーリング記

【2018→2019】年越し宗谷岬に自転車で行ってきた!ー冬北海道⑤

暴風のオロロンラインをクリアし、稚内市に到着した。日本最北端の宗谷岬まではラスト30km。

いよいよ宗谷岬へのパレードランと、最北端での年越しだ。

〈目次〉
1.稚内→宗谷岬
2.変態が続々と集結
3.いよいよ年越し!!
4.限界帰宅ライドの始まり

1.稚内から宗谷岬へ

温泉に入りご飯も食べて、稚内でするべきことは完了した。時刻は22:00、年越しまであと26時間もあるので、かなり暇である。

温泉前にて

多くのチャリダー(自転車)・ライダー(バイク)は「稚内防波堤ドーム」にテントを張り、明日宗谷岬へアタックするらしい。

見たところ結構居心地が良さそうなキャンプ地で、Twitterには既に沢山のテントが張られている様子がアップされていた。

だけど、翌朝わらわらと大勢で片付けをして宗谷岬まで走るのは、なんとなくイメージが合わなかった。今すぐ寝たいというほど、疲れてる訳でもない。

『だったら宗谷岬に行っちゃおう!』という事で、ラスト30kmをサクッと走ることに。

夜は車も少なく快適

風こそ強いが横風だし、路面もアイスバーンなので走りやすかった。

00:33。宗谷岬到着!!

安定のモニュメント前

苫小牧から約3日半、544km/4,105mUPを経て日本最北端に辿り着いた。

年越しまで23時間半もあるので超余裕、あとはテントを張って寝るだけだ。

依然として北風が強く、建物を風除けにしないと単独でのテント設営は困難だった。しかもテントポールが折れてリペアしている状態なので、強風に煽られるのは怖い。

グレーゾーンだけどここしか張れませんでした。。

もっと控えめな場所にしようと思ってたけど、物理的に設営可能な場所はここだったのでトイレ前に設置。邪魔になるようなら朝に移動しようと決め、眠りについた。

 

2.変態が続々と集結

周囲が騒がしくなってきて目が覚めた。テントから外を確認すると、ライダー達が続々と集結しテントを設営している。チャリダー達はまだ来ていない。

バイクが沢山

まだ08:30。そんなに邪魔にもなってなさそうだったので、そのまま二度寝…。

12:00もまわり、寝るのも暇になったのでテントから出てうろうろしてみる。既に数十台のバイクが停まっていて、その数に驚いた。最北端で年を越そうなんて変態が、こんなに居たなんて。笑

基本テントで寝てました笑

よく見るとチャリダーもちらほら集まっていて、Twitterで見覚えのあるバイクもあったり。無事到着したみたいで良かった。

テントを張り終えた人達は、各々が変態同士の集いを開き、装備の事や今までのツーリングの話をしていた。こういうイベント性が、多くの人を惹きつけるのだろうか。

テント内は自分の城

僕はというと実のところ『日本最北端での年越し』には全く興味がなくて、『一面の雪景色を走りたい』という想いで北海道に来ていた。会いたい人が年越し宗谷岬に来るので、それに合わせて来てみただけである。笑

復路の宗谷岬→苫小牧のライドに備えて少しでも体力を回復・温存させるため、食事と睡眠とストレッチを繰り返した。

気づけばテントも沢山

見た感じ装備のレベルは人それぞれで、少々不安になるものから、煙突付きの見た目最強なテントまで様々。高校の時の先輩がシュラフのみのヒッチハイカーになっていたのには驚いた。

 

3.いよいよ年越し!!

日も暮れる頃、年越し宗谷岬に来る人たちはほとんど出揃った。モニュメントのライトアップなんかもされて、場も盛り上がってくる。

会う約束をしていたCYCLINGMANさんTAMAPLOさんとも合流し年末の宴を催す。大盛りチャーハンの差し入れを頂きながら、最北端でのキャンプ飯だ!

やはりキャンプは楽しい

冷食メインの簡単料理で腹を満たしワインをあおるCYCLINGMANさんを横目に、TAMAPLOさんは火を守りながら1人コツコツと鍋を作っていた。遂に煮立ったその湯気がコッフェルから溢れ出した時、寒さでこわばっていた顔から満面の笑みがこぼれたのが、僕の中でのハイライト。笑

極寒キャンプ

気温はマイナス3℃と暖かかったが、風が8m/sと強かったので体感気温はかなり低い。(風速1m/sにつき体感-1℃の話は有名だ)

寒いのでテントに戻ってうとうとしてたら、僕は完全に眠っていたらしい。TAMAPLOさんに起こされたのが12/31の23:59:15。笑(TAMAPLOさん、あの節はありがとうございました…!笑)

すごい人数だ。

モニュメント前には凄い人だかりが出来ていて、10秒のカウントダウンが始まった。新年を迎えると同時に、花火が打ち上がった。

記念撮影をして、3人で年越しそばを食べる。うん、一応、やるべきことはやったかな。

 

4.限界帰宅ライドの始まり

多くの変態達がテントに戻り寝静まる中、僕は撤収しパッキング。朝には何やら式典やお土産配布があるらしいが、あまり興味が無いしそれを待つ時間的余裕も無い。

年越しの宴もお開き。寝静まる。

というのも、帰りのフェリーの時間がギリギリで、1/3の16:00までに苫小牧に付かないと僕は帰れなくなってしまうのだ。笑

輪行袋は持って来ているので最悪何とかなるものの、せっかくだし全部自走したい。だから、夜のうちに発つ。

ライトアップが綺麗

02:00。

パッキング完了し、TAMAPLOさんに見送られながら限界帰宅ライドのスタート。流石にフェリーに間に合わないのはマズイので、170km/日のペースを切った瞬間に輪行するというリミットを設けた。

ふふふ。

気温-3℃、風速8m/s、天候は雪。

お世辞にも走りやすいとは言えないが、これはこれで面白い。

距離は387km、制限時間は62時間。さあ、限界帰宅ライドの行く末はいかに…。

つづく 冬季北海道ツーリングの記事一覧はこちら

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